【国内】フットサルヒーローズ第1章が完結 牟田口勇人代表理事インタビュー

【国内】フットサルヒーローズ第1章が完結 牟田口勇人代表理事インタビュー

文・写真◎kaori

 兵庫県宝塚市立スポーツセンターにて『イタリアチャレンジpresented by 宝塚医療大学』ローマ選抜vsフットサルヒーローズの試合が6月10日(土)に行われた。

 これはフットサルヒーローズとして第3戦目であり、第一章の完結ともなる試合。試合は、7-3でローマ選抜の勝利している。

 イタリアチャレンジin宝塚実行委員会の主催で、CALCIOFANTASTICO(カルチョファンタスティコ)と共同で開催された。

 ローマ選抜には、セリエAで活躍中の選手たちはもちろん、元デウソン神戸の岡崎チアゴ選手や同じく元デウソン神戸の三村里来選手が出場した。 

【ローマ選抜】のメンバー

GKウェパー、FPラモン、FPピナ、FPイタロロセッティ、FPパオロ、FPポルトゥーガ、FP岡崎チアゴ、FP三村里来

  フットサルヒーローズには、元フットサル日本代表選手、Fリーグやフットサル系インフルエンサーとして活躍する選手が出場している。

【フットサルヒーローズ】のメンバー

FP原田浩平、FP横江怜、FP小曽戸允哉、FP橋本優也(元フットサル日本代表選手)、FP三木誉、FP内田淳二、FP二井岡嵩登、FP芝野真宇、GK杉山哲一、FP石関聖、FP田中優輝、GKブラズーカ(岩崎雄大)

 会場にはキッチンカーやキックターゲットなども用意され、試合前から賑わっていた。

今回もグッズの種類は豊富で、選手着用ユニフォームをはじめ、ユニフォームモデルのタオルマフラーやユニフォームキーホルダーなどのほかに、ユニフォームスポンサーでもあるフットクラウンの商品も数多く並んでいた。

 試合後には、両チームの選手との交流もあり会場に訪れた沢山の観客者にとっても、特別な楽しいイベントとなった。

 

 一般社団法人アスリートヒーローズ代表理事牟田口勇人氏の試合後のインタビュー 

――今回、世界を相手に戦ってみてどうでしたか?

牟田口 例えば、那須川天心選手や武尊選手が知らないタイ人と試合をしても、お客さんがたくさん観に来ると思うんです。それと一緒で、ローマ選抜の選手のことは誰も知らないんじゃないですかね。でも、海外から選手が来るということと、なおかつヒーローズが試合をするっていうイベントだからこそ、人が集まって来ると思っています。

 その場合、きちんとマーケティングをしておかないとここまできてないでしょうし、一番大事なのは席の値段だと思っていて、これが高くてもお客さんが来ないし、安くても価値が下がります。そういう意味でも、Fリーグと比べて今回の値段は高い方だとは思っています。

 そのなかで、トップのプロリーグでもなく、チーム活動でもなく、草の根活動をしているチームでもないのに、国際チームと戦うことで、これだけ沢山のお客さんに試合を観てもらえました。ローマ選抜と試合ができてよかったと思っています。

――第一章が終わりましたが、第二章へのビジョンなどはありますか?

牟田口 これはどちらかというとビジョンがあるというよりは、今やっていることをもう一回整理してゼロではないが、一度何がいいのかを考える時間なのかなと思っています。3回やってみて、ある程度の課題も見えてきました。良い点、悪い点も見つかったと思うので、そういう意味でも次はどうしていこうかというのを今から考えたいと思っています。どっちの方向にもいけると思っていて、もっとガチガチの元Fリーガーを集めたものにするのか? フットサル界の路線から外れて1からプランニングをしていくのか? そういう意味でも自分がどこまでパワーを注げて、周りはどこまで注目してくれて、新しいことをした時にまた見てもらえるのか? それを踏まえてどういうものを作っていくのかということを考えていきたいと思っています。 

――それはフットサルやスポーツだけに限らずですか?

牟田口 もちろん。限らずです。それこそ今僕がやっている活動のうちで、ボイストレーニングをやって人前で歌をうたいましょう。歌をうたうフットサル選手、踊るフットサル選手など、○○のフットサル選手や○○ができるフットサル選手、そんな活動をかたちにしていかないと、結局、少ない市場でお客さんを取り合っているだけなので。Fリーグがあるから観に行こう。Fリーグは観に行けないけどヒーローズがあるから観に行こう。そこで取り合っても仕方がないので、全く違うところからのお客さんを取るためには、先程言った○○ができる選手、○○が上手い選手というのを確立させていけたらと思っています。

――牟田口さんにとって、ヒーローとは何でしょう?

牟田口 僕がコンセプトにしているのはマーベルの映画とかアベンジャーズの映画になるんですが、映画の中身としてそれぞれのヒーローにストーリーがあって、1人では敵を倒せないから集結してみんなで倒しにいくというのが王道のストーリーだと思っていて、今回のヒーローズもみんなそれぞれのチームで活動しているとか、関東や関西や九州などそれが集まって試合をすることで、こんなメンバーが集まるんだ…ってお客さんは思っていると思うんです。それが1回目はEast対west、2回目は中国リーグ最強チームのファレイア鳥取、3回目はセリエAのトッププロ選手のローマ選抜、というような3部作の映画を作っているようなイメージでやっています。

 ですから、ヒーローとは? といわれると難しいのですが、僕にとってヒーローズとはマーベルです。アベンジャーズのような活動をイメージしてやっています。

第一章は今回で終わりだが、第二章以降もどんなイベントになるのか期待したい。

フットサルヒーローズ

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