【FOC】名古屋が浦安を破り、大会5連覇を達成! 清水と金澤がそろって移籍後初ゴール!

【FOC】名古屋が浦安を破り、大会5連覇を達成! 清水と金澤がそろって移籍後初ゴール!

[オーシャン杯2023決勝5.21 名古屋 5-1 浦安 アダストリアみとA 429人]

 Fリーグは5月21日にFリーグオーシャンカップ2023の決勝を行い、アダストリアみとアリーナでは、名古屋オーシャンズとバルドラール浦安が対戦した。大会4連覇中で通算10度目の名古屋に対し、Fリーグ開幕後の初タイトルを目指す浦安が挑む一戦となった。

 立ち上がりから名古屋が圧倒的にボールを保持する展開となる。第2ピリオド5分には右サイドから仕掛け、FP鬼塚祥慶がファー詰めを狙ったが、わずかにボールに届かなかった。対する浦安も先発起用された18歳のFP柴山圭吾が反転からゴールを狙ったが、シュートはGK篠田龍馬に阻まれた。

 第1ピリオド6分には、右サイドでドリブルを仕掛けた名古屋の元スペイン代表FPアンドレシートがシミュレーションでイエローカードを受ける。同8分には浦安が速攻から3対2の局面を作ったが、FP長坂拓海のシュートはGK篠田にブロックされて絶好のチャンスを生かせなかった。

 名古屋も第1ピリオド18分にチャンスを作り、アンドレシートのパスからFP吉川智貴が浮き球のワンタッチシュートでGKピレス・イゴールの頭上を抜こうとしたが、わずかに強くクロスバーを越えていった。さらに直後にもアンドレシートのシュートが左ポストを叩き、徐々に浦安ゴールへと迫っていく。

 第1ピリオド14分には、CKを得たタイミングでフエンテス監督がタイムアウトを取る。同15分にはFP金澤空が持ち前のスピードを生かしてシュートに持ち込むが、ゴールを挙げることはできなかった。浦安も同16分にはFP大島旺洋がGK篠田と1対1になったが、ここも名古屋のキャプテンが防いだ。

 ついに試合が動いたのは、第1ピリオド18分。FP清水和也のパスを受けたFP安藤良平が右足でシュートを決め、試合を動かした。このまま1-0と名古屋がリードして前半を終えた。

 第2ピリオドに入ると、開始30秒、名古屋はCKからアンドレシートがゴールを決めて一気にリードを2点に広げた。早い時間帯に2点を追う展開になった浦安は、GKイゴールも攻めあがる形からシュートの数を重ねていく。

 浦安は後半7分、この試合初出場したFP空涼介がループシュートでGK田淵広史の頭上を抜き、1点を返した。しかし、名古屋は第2ピリオド9分、FP清水和也が移籍後初ゴールを決めて、再び2点差にリードを広げる。

 新たなエースのゴールで勢いづく名古屋は、その後もチャンスを作り、吉川がゴール前に入れるボールに清水が飛び込むが、わずかに合わない。浦安も第2ピリオド13分にパス回しからFP田中晃輝にボールが渡るがシュートをミートできなかった。そして、第2ピリオド13分には、清水に続いてFP金澤空も移籍後初ゴールをファー詰めで決め、名古屋が4-1と点差を広げた。

 浦安は残り5分30秒でタイムアウトを取り、FP加藤竜馬をフライングGKにしてパワープレーを開始。しかし、名古屋の堅守を崩すことはできない。逆にパワープレー返しを安藤に決められ、リードを広げられた。

 このまま名古屋が逃げ切り、通算10度目の優勝で5連覇を達成。今年2月26日に亡くなった新谷重樹氏に捧げるタイトルを獲得した。

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