【F1】FP金澤空が名古屋移籍の真相を語る「プレーオフ決勝で対戦して感じたことが大きかった」

【F1】FP金澤空が名古屋移籍の真相を語る「プレーオフ決勝で対戦して感じたことが大きかった」

 昨シーズン、FP金澤空は持ち前のスピードを武器に立川アスレティックFCだけでなく、フットサル日本代表でも中心選手となった。今オフ、金澤の名古屋オーシャンズ移籍は、大きな驚きだったが、移籍の真相を立川のチームメイトであったFP酒井遼太郎のYoutubeチャンネル「ココロコチャンネル」で語っている。

 府中市生まれの金澤は、立川の前身チームである府中アスレティックFCの下部組織でフットサルを始め、中学、高校時代はJリーグのFC町田ゼルビアの下部組織でプレー。そして、再び府中のサテライトチームに加入し、フットサル選手としてのキャリアをスタートさせている。

 2022-23シーズンにはリーグ戦21試合に出場。2022年9月にクウェートで行われたAFCフットサルアジア杯でも日本代表の一員に名を連ね、3得点を記録して日本の通算4度目のアジア制覇に大きく貢献した。

 その後、立川はFリーグプレーオフ決勝まで勝ち上がったが、決勝では名古屋に3連敗して惜しくもリーグ優勝に届かなかった。リーグ戦でも強烈な存在感を放ち、ベスト5にも選出された金澤だったが、プレーオフでは結果を出せず。この経験が、金澤に移籍を決断させたという。

 両選手の年齢差は10歳。だが、18歳で府中のトップチームの練習に初めて参加した際、酒井のことは「リアルに2個上ぐらいだと思っていた」と思っていたという。そんな2人は、立川での思い出のゴールや印象に残っている出来事、最もアドバイスをくれた先輩などを楽しそうに振り返っていった。

 そして、酒井が「これは真面目な話。なんで、名古屋オーシャンズへの移籍を決めたのか」と真顔で聞くと、金澤も「今年のプレーオフ決勝で対戦して、そこで感じたことが自分のなかで大きかった。この1年、いろんな経験をして、去年から比べて自分がかなりステップアップできたなかでの決勝だった。自信があったなかで、3連敗を食らった。あの強度を毎日体感できるクラブから(移籍の)話をもらったことで、自分の今後のフットサル人生とか、W杯出場を含め、自分のレベルを上げていくためには、行くべきじゃないかということで決断しました」と、決断の理由を語っている。

 最後は酒井が「寂しいとか、裏切ったとか言わずに、引き続き空の活躍を見守っていただけたらと思います」と言い、2人揃って頭を下げた。番組の最後には、金澤が立川のファン・サポーターへメッセージも送っている。

 昨シーズン、オーシャンカップとリーグ戦の2つのタイトルを争った両チームは、リーグ戦では7月15日の第15節と9月10日の第14節で対戦する予定になっている。

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