日本代表FP金澤空が立川から名古屋へ移籍‼ 清水和也に続く絶対王者の大型補強!

日本代表FP金澤空が立川から名古屋へ移籍‼ 清水和也に続く絶対王者の大型補強!

 Fリーグ・ディビジョン1で6連覇通算15度目の優勝を成し遂げた名古屋オーシャンズは、3月24日に立川アスレティックFCからFP金澤空が加入することを発表した。背番号は18番となる。

 2022-23シーズンをもって、名古屋は元フットサル日本代表FP西谷良介が現役を引退。さらに日本代表FPオリベイラ・アルトゥールとブラジル代表FPガブリエル・ペネジオの退団も発表されていた。それでも、絶対王者は来季に向けて着実に戦力を上積みしている。シーズン中にペスカドーラ町田からFC町田ゼルビアユース時代に金澤と同期だったFP甲斐稜人の加入を発表。さらにシーズン終了後にはフウガドールすみだから現フットサル日本代表のエースであるFP清水和也の加入も発表したが、さらに金澤も獲得して、充実の戦力をそろえている。

 金澤は立川の前身である府中アスレティックFCのスクールでフットサルをプレーし、その後、JリーグのFC町田ゼルビアの下部組織であるFC町田ゼルビアユースに所属。町田ユースでのプレーを終えると、府中アスレティックFCサテライトで本格的にフットサルをスタートして、2021年にトップチームである立川・府中アスレティックFC(現立川)に昇格した。

 抜群のスピードでチームの中心選手になると、すぐに木暮賢一郎監督が率いるフットサル日本代表にも招集されるようになる。2021-22シーズンには立川・府中に全日本フットサル選手権のタイトルをもたらす。2022-23シーズンは、さらに飛躍の一年となった。日本代表としてAFCフットサルアジアカップクウェート2022に出場し、日本の8年ぶり4度目の優勝に貢献。立川も史上最高の2位という順位でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ決勝にも進出した。

 海外挑戦も噂されていた金澤だったが、国内のプロフットサルクラブである名古屋に加入することを決断した。

 立川の公式HPを通じて金澤は「この度、名古屋オーシャンズに移籍することになりました。アスレは小さい頃の自分に、フットサル選手への憧れをくれたクラブです。自分のフットボール選手としての基礎はアスレのフットボールスクールで教わったものです。それはFC町田ゼルビアアカデミーでサッカーをやっていた時も生かされていました」と、フットサルがサッカーにも生きた経験を語った。

 そして「トップチームには高校3年生の時に入団し、沢山の経験をさせてもらい大きく成長することができました。偉大な先輩方、チームメイト、スタッフと一緒にプレーできたことも自分にとって大きなものでした。スクール時代を含め人生の半分以上の時間お世話になったこのクラブを離れる決断はとても難しいものでしたが、自分自身のこれからのフットサル人生を考え決断しました。自分のこの決断を尊重してくださった、晃さん、佳祐さん、比嘉さん。とても感謝しています。そしてファン、サポーターの皆さん、いつも温かい声をかけていただき本当にありがとうございました! 自分にとってとても大きな力になっていました。これからも応援していただけると嬉しいです」と、コメントしてチームの代表兼選手である皆本晃氏、チームスタッフの森佳祐氏、そしてトップチームの比嘉リカルド監督、ファン・サポーターへ感謝のコメントを送っている。

最後に、「アスレは僕にとって特別なクラブです。府中市総合体育館のアリーナ席からFリーグの試合を観ていた時の、そしてスポーツガーデンでボールを蹴っていたあの時の気持ちを忘れずに、世界に通用するプレーヤーになれるよう努力し続けたいと思います。長い間本当にありがとうございました! また会える日を楽しみにしています」と、語った。

 また、名古屋の公式HPを通じて「この度名古屋オーシャンズに加入することになりました金澤空です。この歴史あるクラブの一員としてプレーできることにとてもワクワクしています。日々努力して、自分自身の長所を最大限発揮し、チームのタイトル獲得に貢献したいと思います。応援よろしくお願いします!」と、コメントを発表している。 

 第28回全日本フットサル選手権では準々決勝のY.S.C.C.横浜戦にPK戦の末に敗れ(2-2PK3-4)、「長い時間、ピッチに立っていたのに、チームを勝たせることができなかった」と、人目をはばからずに号泣していた金澤。立川で体感した喜びや悔しさを胸に、フットサル選手としてさらなる進化を遂げるために名古屋に新天地を求めた。

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