【W杯】日本代表はW杯最多得点でアンゴラに勝利! W杯初の白星発進を決める!

【W杯】日本代表はW杯最多得点でアンゴラに勝利! W杯初の白星発進を決める!

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 FIFAフットサルW杯リトアニア2021は14日に大会3日目を迎え、フットサル日本代表とフットサルアンゴラ代表が対戦した。9年ぶりとなるW杯出場を果たした日本は、8-4で勝利している。

 日本の先発は、GK関口優志、FP吉川智貴、FP清水和也、FP逸見勝利ラファエル、FPオリヴェイラ・アルトゥールと、これまでの親善試合でも先発を務めてきたセットが入った。ベンチ外になったのは、GK矢澤大夢とFP森村孝志のバサジィ大分の2人となっている。

 立ち上がり日本は、開始10秒でFP逸見勝利ラファエルがファーストシュートを放つと、その後も攻勢に試合を進めていく。前半1分にも、CKからアルトゥールが放ったボレーが19歳のGKゴミトに阻まれて得点は挙げられない。

 これまでの親善試合では、セット毎に選手交代をしていたブルーノ・ガルシア監督だが、この日は前半3分に清水に代えてFP星翔太を投入し、セットではなく、個人で選手交代する場面も目立った。

 前半7分には、セット交代を行い、FP皆本亮、FP加藤未渚実、FP八木聖人、FP毛利元亮のセットになる。前半8分には加藤の対角のピヴォ当てを受けた毛利が反転シュートを放つ。ボールはGKの股を抜けたが、ポストに嫌われた。さらに同9分にも加藤のシュートが阻まれたところ、毛利が詰めたものの浮かせたシュートはクロスバーを叩いた。

 攻め続けても、なかなかゴールを挙げられない嫌な展開を払しょくしたのはアルトゥール。前半13分、キックインを受けると、相手の寄せが甘くなったところを逃さずにミドルシュートを決め、先制点が入る。さらにその38秒後には、FP星翔太のシュートがクロスバーをたたいたところにFP室田祐希が詰めて、追加点を挙げた。

 2点のリードを奪った日本は前半17分にタイムアウトを取る。リスクのないプレーで、前半を終わらせることを徹底したが、その2分後、自陣深くでボールを保持した逸見がボールを奪われる。そこから失点を喫して、1点差に詰め寄られた。

 嫌な展開になったが、前半残り1秒のところでフリーキックを得た日本は、アルトゥールが右足を振り抜きゴールを決める。この1点で前半を3-1とリードして折り返した。

 前半終了間際のゴールで落ち着きたかった日本だったが、後半の立ち上がり20秒、相手のキックインからファー詰めを決められて再び1点差に詰め寄られる。ここから両チームが激しく点を取り合うことに。後半3分にはアルトゥールがCKからボレーを決めてハットトリックを達成。しかし、1分後にはドリブルを主体に仕掛けてきたアンゴラに苦しみ、星龍太のオウンゴールが決まってしまう。それでも5分には、星翔太からパスを受けた星龍太がゴールを決めて、リードを広げると、さらに相手のパスをカットしたFP西谷良介もゴールを決めて、6-3とリードを広げた。

 守備を磨いてきた日本だったが、この日は自陣でのミスが止まらない。後半9分には吉川から逸見に出たパスがカットされて、最後はFPカルンダにループシュートを決められて、2点差に詰め寄られる。

 残り7分強で日本はファウル数も4を数え、プレッシングを仕掛けるのが難しい展開となった。それでも、後半17分に前からのプレッシングでパワープレーを仕掛けてきた相手のパスコースを限定すると、パスをカットしたアルトゥールが、シュートを決めて3点差とする。さらに試合終了3秒前には、相手の攻撃を食い止め、ロングカウンターからゴール前に走った星翔太がダメ押しゴールを記録。このまま日本は8-4で勝利し、今回が5度目の出場となるW杯で嬉しい初戦の初勝利を挙げた。

 白星発進を決めた日本は、17日の第2戦でスペイン代表と対戦する。

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