【W杯】4得点で日本を勝利に導いたFPアルトゥール「恩返ししたかったから、めちゃくちゃ嬉しい」

【W杯】4得点で日本を勝利に導いたFPアルトゥール「恩返ししたかったから、めちゃくちゃ嬉しい」

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「神様、仏様、アルトゥール様」。そんな初戦の感想を持った人も少なくなかっただろう。14日に行われたFIFAフットサルW杯リトアニア2021の初戦で、日本代表はアンゴラ代表に8-4で勝利したが、先制点を含む4ゴールの活躍を見せたのが、2020年12月に帰化を果たしたFPオリベイラ・アルトゥールだった。

 相手を圧倒的に押し込みながら、シュートが決まらないもどかしい展のなか、迎えた前半13分にはオリベイラ・アルトゥールが右足を振り抜き、ゴール左下に鋭いシュートを決めて、試合を動かした。さらに1失点を喫して迎えた前半残り1秒、相手ゴール前でフリーキックを得ると、壁とGKの間を右足で射抜き、2点目を決める。後半3分にはFP吉川智貴のCKから、「一番きれいに打てた」と話すボレーシュートを叩き込み、W杯デビュー戦でハットトリックを達成。さらに同17分には、GKを加えてボールを回そうとする相手のパスをカットし、右足でシュートを決めた。

 スペイン・ポルトガル遠征までは、日本代表キャップゼロだったが、代表7試合目となったW杯デビュー戦で大暴れ。試合後は、「めちゃくちゃ嬉しいです。7年間、日本に住んでいて、今回は日本国民として恩返ししたかったので、めちゃくちゃ嬉しいです」と、笑顔を見せた。

 勝利したものの、チームが随所に見せたミスを気にしたアルトゥールは、「みんなが素晴らしい仕事をした結果です。この試合はまだ1試合目だったから。あと2試合、もう少し良くしていかないといけません」と、気を引き締めた。

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