日本女子フットサルリーグに所属するSWHレディース西宮とアルコ神戸は、9月18日(土)から20日(月)にグリーンアリーナ神戸で開催される日本女子フットサルリーグ2021-22シーズンの第3節と第4節が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を見て、全試合リモートマッチ(無観客試合)で開催されることとなった。
両クラブは声明で「2年連続での無観客試合となりましたことを、両クラブ共々、非常に残念に思っております。試合会場でのご観戦を楽しみにしていただいてました皆様には、大変申し訳なく思っております。試合当日は、SPOZONE様によるオンラインLIVE配信がございます。ぜひ、LIVE配信をご覧の上、リモートでの熱いご声援をよろしくお願いいたします」(原文まま)と、発表している。
なお、5日0:00現在、女子Fリーグの公式HPでは、第3節と第4節の開催についてトップページからは何も情報が見られない状態となっている。ニュースという項目をクリックすると、ようやく『【お知らせ】第3節・第4節神戸開催について』という3日にアップされているページが表示される。解禁日時まで確認するべき人間の確認がとれなかったのか、トップページへの掲載漏れか、原因は不明だが、今後、公式HPでひっそりとこのページがトップページに来るはずだ。また、唯一のSNSであるFacebookからも、この発表は行われていない。
12日からはFIFAフットサルW杯リトアニア2021が開幕し、フットサルを生で見てみようと思う人が増えるチャンスが来る。Fリーグや女子Fリーグにかかわっている者であれば、当然、日常のリーグ戦への集客にどうつなげるかを最優先で考える必要があるはずだ。ところが、開催を2週間後に控えている女子Fリーグが、この扱い。これはあまりにも残念であり、日常的に女子フットサルにかかわっている選手、ファン・サポーターにとっても失礼極まりない。
女子Fリーグは、第2節の北海道開催の時も、一度、無観客での開催を発表しながら、同会場で開催されるFリーグの試合が有観客であるというファンの指摘を受けて、すぐに有観客に戻すという適当な運営が行われたばかり。日本女子FリーグとFリーグは、ほぼ同じ人たちによって運営されている。フットサル日本代表が快進撃を見せても、全国リーグにおけるこうした状況、体質が改善されていかなければ、フットサルの人気が出ることはないだろう。
無観客で開催されることが発表された女子Fリーグ第3節・第4節の試合は下記の通り