新型コロナウイルスの影響は、2021年の8月になってもまだまだ収まらない。世界中が大きな影響を受けているなか、フットサルW杯も1年延期された。それでも、大会は開催されようとしている。
この状況下で世界大会が行われることについて、日本が9年ぶりに出場するフットサルW杯の最終メンバーに残ったFP八木聖人は感謝をしつつも、そこで戦う責任を口にした。
以下、オンラインでのFP八木聖人の一問一答
中日新聞 以前の取材の時には、「まだメンバーに選ばれていない」と、慎重に話していました。ヨーロッパに行き、テストマッチも経験して、W杯メンバーに選ばれて今の気持ちはどう変わりましたか?
八木 素直に嬉しい気持ちと、同時に責任というか、日本を代表してやらなければいけないという気持ちの両方があります。
中日新聞 攻撃面でのアピールをしないといけないと話していましたが、その点は実戦を積んで、どう改善できていますか?
八木 1試合目のポルトガル戦の時に、自分のディフェンスにミスがあって、なかなか攻撃に頭が回らなくなってしまった部分がありました。それをベネズエラ戦と、昨日のアルゼンチン戦では少しは改善できたかなというのがあります。(ポルトガル戦では)ディフェンスでの迷いが攻撃にも出てしまったので、あまり考え過ぎずにというか、もう少し頭をクリーンにしていきたい。(自分は)性格的に考えながらプレーするタイプなので、もう少し自信を持って、伸びのびやれたらもう少し良いプレーができると思うので、昨日のアルゼンチン戦のようなプレーを継続してできたらと思います。
Fリーグ 正式に最終メンバーに選ばれて、あらためてファン・サポーターへ意気込みを。
八木 まず初めに、このような社会の状況のなかで、これだけ大きな大会に参加できることを嬉しく思います。オリンピックもそうでしたが、フットサルから明るいニュースを届けられるようにチーム一丸となって頑張りたい。個人的には、すごくたくさんの人にお世話になって育ててもらいました。名古屋(オーシャンズ)については、下部組織から在籍しているので、活躍して恩返ししたので頑張りたいですね。