DAZNがEUROに続き、AFCのフットサル2大会も配信へ! AFCと長期契約を締結

DAZNがEUROに続き、AFCのフットサル2大会も配信へ! AFCと長期契約を締結

 スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は19日、アジアサッカー連盟(AFC)と2028年の長期契約に合意し、AFC主催大会計14大会の日本における放映権を獲得したことを発表した。

 Jリーグの全試合を配信しているDAZNは、「AFCと2028年までの長期契約に合意し、AFCアジア予選 – Road to Qatar –、AFCアジアカップ、AFC女子アジアカップ、AFCチャンピオンズリーグ、フットサルや男女各世代のアジアカップなど、重要かつ多様なサッカーコンテンツの放映権を獲得し、順次配信開始することを発表いたします」と、声明を発表している。

 そのなかで「そしてこのたび、日本代表、クラブチーム、男女の世代別代表、フットサルなど、アジアを舞台に戦う各カテゴリの日本代表戦全試合をDAZNでお楽しみいただけるようになります」としている。

 発表された14大会には、2022年から2028年までのAFCフットサル選手権、AFCフットサルクラブ選手権の独占配信権も含まれている。一方、AFC女子フットサル選手権、AFC U-20フットサル選手権は、このなかに含まれていない。

 サッカーでは、W杯アジア最終予選のアウェー戦が地上波で配信されなくなることから、今後のサッカーの普及に対する危機感が叫ばれている。フットサルとしても、2018年のAFCフットサル選手権や近年のAFCフットサルクラブ選手権は、AFCのYouTubeチャンネルで全試合配信されて視聴することができていた。そのため、大会が終わって数年が経つ現在も試合映像を見ることができている。だが、EUROの試合がすでにDAZN上からは消えているように、長期にわたって映像を見ることはできなくなる可能性が高い。

 メリットがあるとすれば、スポーツを日ごろから見る人たちの目に届きやすいところに、フットサルのコンテンツが置かれること。そして、DAZNが声明を発表しているなかにある「DAZNでは引き続き、試合のライブ配信に加えDAZN限定オリジナルコンテンツの制作・配信にも力を入れ」という点にフットサルが含まれた場合だろう。

 Fリーグ全試合放送とうたいながら、Fリーグ・ディビジョン1の放送しかせず、各クラブに分配金もないなかで、放送時間への強い縛りがあるAbemaの配信を含め、今一度、どういった配信が本当にフットサル界のためになっているのか、考え直す必要がありそうだ。

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