【日本代表】1年半ぶりの試合は2度のリードを奪ったもののポルトガルに逆転負け

【日本代表】1年半ぶりの試合は2度のリードを奪ったもののポルトガルに逆転負け

 フットサル日本代表は18日、ポルトガル代表と国際親善試合を行った。2020年2月に行ったパラグアイ戦(2-3)以来、1年半ぶりの実戦となった日本は、世界有数の強豪国であるポルトガルにアウェイで善戦した。

 この試合、日本の先発はGK関口優志、FP星龍太、FP星翔太、FP西谷良介、FP吉川智貴の5人で試合に臨んでいる。ホームのポルトガルは、GKべべ、FPジョアン・マトス、FPブルーノ・コエーリョ、FPリカルジーニョ、FPファビオ・セシリオのスターティングファイブで試合をスタートした。

 FIFAフットサルW杯でも導入されるビデオサポートが採用された試合、立ち上がりは日本がボールを保持する展開になる。前半8分までにポルトガルのファウルが3つを数えたが、徐々にポルトガルがチャンスをつくる。同8分にはブルーノ・コエーリョのシュートをGK関口がセーブ。その1分後には日本も、代表デビューとなったFP毛利元亮がチャンスをつくるが、GKベベに阻まれた。

 日本は前半12分にも、試合前に国際Aマッチ通算50試合出場を表彰されたFPパニー・バレラがゴールに迫ったが、GK関口が好守を見せてゴールを守った。同17分にもGK関口がポルトガルのゴールを阻んだ日本は、前半を0-0で終えた。

 後半の立ち上がり、日本が先制点を奪う。相手のキックインの攻撃をFPオリベイラ・アルトゥールが阻むと、FP加藤未渚実が右足で浮き球のパスを右斜め前方に送る。そこに走りこんだFP清水和也が右足でGKの股下を抜くシュートを決め、日本が先制した。

 しかし、その2分後、ポルトガルは左サイドのライン際でパスを受けたファビオ・セシリオが、1タッチでボールを浮かせて日本のDFの頭上を抜き、数的優位を作ると、味方とのワンツーで日本の守備を突破。リターンパスを受けたファビオ・セシリオがGKピレス・イゴールを破って同点ゴールを決めた。

 追いつかれた日本だったが、後半8分に相手の最後尾でボールを持ったパウレタに清水がプレシャーをかけてボールを奪う。ヒールパスを出したところに、走りこんだFP逸見勝利ラファエルがゴールを決めて、2-1と再び勝ち越した。

 2度目のリードを奪った日本だったが、このリードを保てない。キックインからのFPミゲル・アンヘロのシュートをFPジッキーがファー詰めで合わせて2-2と追いつかれる。その後もポルトガルが攻勢となり、鋭いシュートを日本ゴールに飛ばしたが、日本はGKイゴールの好守でリードを許さなかった。

しかし後半17分、自陣深くでキックインをした日本は、ポルトガルのプレスにハマる。底辺からの縦パスがカットされると、最後はブルーノ・コエーリョにゴールを決められて2-3と初めてリードを許してしまう。

 日本は終盤、アルトゥール・オリベイラをフライングGKにしてパワープレーを行うが、同点ゴールを決められないまま試合は終了。1年半ぶりの試合は、悔しい逆転負けとなった。 

■試合結果
ポルトガル 3-2 日本

得点者
ポ)ファビオ・セシリオ(26分)、ジッキー(30分)、ブルーノ・コエーリョ(37分)
日)清水和也(21分)、逸見勝利ラファエル(28分)

 

試合ハイライト動画

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