キリカエ戦隊スミレンジャーをご存じだろうか? と、書いてみたが、実は筆者もあまり知らない。2019年8月22日にFリーグ・ディビジョン1のフウガドールすみだのツイッターで突然現れたのが、おそらく初見だった。
この時の5人は、スミレッドがFP諸江剣語、スミブルーがFP三笠貴史(現バルドラール浦安)、スミグリーンがフットサル日本代表候補FP田口元気、スミイエローがFP外川海斗(現バルドラール浦)、スミピンクが元フットサル日本代表候補FP宮崎暁というメンバーだった。140回もリツイートされた人気の動画となっている。
#無敵戦隊オーシャンズ に
— フウガドールすみだ (@fuga_sumida) August 21, 2019
すみだの戦士が立ち向かう🦸🎖
/
🥊 #キリカエ戦隊スミレンジャー 🚀
\
📅8/23(金) #Fリーグ
📍#大田区総合体育館
14:15 育成リーグ すみだ🆚名古屋
16:30 F選抜🆚立川・府中
19:00 #フウガドールすみだ 🆚 #名古屋オーシャンズ
🔽試合情報https://t.co/Osabmljj3S pic.twitter.com/IBY225eJrO
あれから2年。おそらくスミレンジャーの活動は特になく、コスチュームも紛失していたのではないかという疑惑が浮上するなか、今年7月、突然、キリカエ戦隊スミレンジャーが活動を再開させる。
/
— フウガドールすみだ (@fuga_sumida) July 2, 2021
すみだの戦士が再び立ちあがる🦸🎖
🥊 #キリカエ戦隊スミレンジャー 🚀#すみグリーン大作戦 始動します🌿
\
📅7/3(土) #Fリーグ
📍墨田区総合体育館
18:15 #フウガドールすみだ 🆚 #立川・府中アスレティックFC
🔽18:10よりオンエア📺⚡️https://t.co/kCXpKpxgPM pic.twitter.com/cCsHWOlxPV
通常、こういう戦隊ものはレッドが中心になるのだが、すみだではこの期間にキャプテンが諸江から田口に変わり、戦隊内の序列も、グリーン>レッドとなったようだ。さらに三笠、外川の退団に伴い、スミブルーはFP栗本博生に、スミイエローは元U-20フットサル日本代表FP畠山勇気が就任した。そして、退団していないのにスミピンクは、大人気だった宮崎から、こちらも話題となったGK岸将太に世代交代している。
特にピンクは初代と2代目の体のサイズが違うため、コスチュームがどうなったのかは気になるのだが、そこは置いておこう。
前置きが衝撃的に長くなったが、こうしたヒーローは、プライベートでも強くあってほしいところ。だが、ピッチ上では凛々しく、イケメンとして知られ、ゲームをコントロールする姿から「ピッチ上の監督」とも称されるスミレッドこと諸江は、少年の夢を壊してしまうかもしれない。本人が公開した彼のプライベート動画が、話題となっている。
それは、ベランダの洗濯物に夏の風物詩でもある「セミ」が止まったことから始まった。スミレッドは、自宅に所有している拳銃……ではなく、水鉄砲を装備。狙いを定めて、セミを攻撃したのだが、ものすごくビビっているのだ。
なんで洗濯物にとまるかな。。
— 諸江剣語(フットサル選手) (@kengo4) August 4, 2021
今日はこの辺にしといてやるか🔫#蝉 #全然ビビってないし pic.twitter.com/S100Vvirca
洗濯物に水をかけられても怒らない美人奥さんの寛大さも追記しておきたいところだが、あろうことがスミレッドこと諸江は自身が攻撃したセミが、反撃に転じると、ビビッて大声を出して部屋に倒れこむ。すると、あまりの大声に驚いた産まれたばかりの赤ちゃんが泣いてしまったのだ。
洗濯物に止まったセミの撃退は成功したとは言えないが、とっさに窓を閉めて部屋への侵入を防いだところは見事。普段は強烈なシュートに対して、体を張ってブロックする諸江が逃げる様子も珍しい。
諸江は虫が苦手なのか、セミが苦手なのか。
ちなみに、今シーズン、すみだから浦安へ移籍した初代スミブルーの三笠のあだ名は「セミ」。諸江と同じフィクソの選手であり、もしかしたら天敵だったがゆえに諸江が三笠を……ということまで想像してしまう動画だ(冗談です)。
今年の七夕の願いで、以下のように書いていたスミレッド。
🎋 #七夕ドールすみだ ☆彡
— フウガドールすみだ (@fuga_sumida) July 3, 2021
スミレンジャーからの願い事が届きました🙏
「センターに返り咲けますように。」#キリカエ戦隊スミレンジャー
スミレッド(No.4 諸江剣語) pic.twitter.com/hdONuUmbiq
まずは10月30日に予定されている第11節と来年1月14日の第22節にある浦安戦では、「セミ」こと三笠を上回るパフォーマンスを見せて、センター返り咲きへの足掛かりにしたいところだ。