【U-18選手権】「次に当たる時は…」初戦黒星の京都共栄学園FPガブリエルが浦安に感じた強み

【U-18選手権】「次に当たる時は…」初戦黒星の京都共栄学園FPガブリエルが浦安に感じた強み

 JFA第8回全日本U-18フットサル選手権が、7月29日から8月1日にかけて、京都市体育館で開催された。開催地代表の京都共栄学園高校の優勝で幕を閉じた大会中の選手や監督のコメントを振り返る。

 京都共栄学園高校(開催地/京都府)は29日の初戦でバルドラール浦安テルセーロ(関東1/千葉県)と対戦し、3-8で敗れた。その後、第2節の日南学園高校戦は、9-3で勝利し、最終戦の北海道帯広柏葉高校(北海道2/北海道)に勝利すれば決勝ラウンド進出を決められる状況で初日を終えた。

 今大会は同時に2つの試合が隣り合わせで行われていた。Aグループ第1節の前半の最初の時間帯、日南学園と北海道帯広柏葉高校の試合の写真を撮影し、浦安がリードを広げた前半の中盤あたりから、京都共栄と浦安の試合を撮影しに行ったのだが、この時点では圧倒的に京都共栄が優勢に試合を進めていた。後半もセットプレーなどから浦安が少ないチャンスを生かして8-3と点差を広げて勝利したが、公式記録のシュート数では京都共栄が78対26と上回ったように、京都共栄が攻める時間が長い試合だった。

 そして、だれの目にも明らかだったのが、フィクソのブラジル人選手が放つ存在感だ。

 京都共栄高校に留学生としてやってきたFPガブリエル・エンリケは、ブラジルにいた中学年代にフットサルの大会で2度、ブラジルの全国優勝を経験。さらにペレやネイマール、三浦知良も在籍した名門サントスの下部組織で10番を背負った経歴の持ち主だった。

 初めて対戦したFリーグ下部組織の相手について、ガブリエルは「相手はすごく強いチームで、良いチームだなと思いました」と語ったが、同時に「もし、次に当たる時は、セットプレーの守備とかをしっかり準備しようと話しました」と、フットサルの特有のプレーに対応できれば、十分に渡り合える手ごたえも感じていたようだ。

 この大会を観戦していた複数のFリーグクラブの関係者は、強い関心を示したが、すでにJリーグの横浜F・マリノスの練習にも参加し、下部組織の試合にも出ているガブリエルは、「フットサルを続けることは、あまり考えていませんね。サッカーを頑張りたいと思っています」と、あくまでスポットでの出場であることを強調した。

 

※大会中の取材内容を少しずつアップしていきます。また、大会中に取材を受けなかったものの、記事として出場したことなどを残したい方などいましたら、FutsalXのツイッターアカウントからご連絡ください。記事を作成させていただきます。

※初日のコメントの全文は後日、Futsal Media Noteの有料記事で紹介します。ぜひ、そちらもお楽しみください。

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