Fリーグ・ディビジョン1は27日（土）から28日（日）にかけて、2019/2020シーズンの第11節を行った。
27日にホワイトリングで行われたボアルース長野と湘南ベルマーレの一戦は、2-2の引き分けで終了。今シーズンからFリーグ・ディビジョン1に昇格した長野にとっては、初の勝ち点獲得となった。第8節以降、大阪（5-2）、立川・府中（3-2）、北海道（6-1）から3連勝を挙げ、上位進出を狙っていた湘南だが、試合終了1分を切ってからの失点で、勝ち点2を逃した。
町田市立総合体育館では2試合が行われ、1試合目ではFリーグ選抜がバルドラール浦安と対戦した。初の2連勝を目指したFリーグ選抜だったが、前半終了間際にFPディドゥダに先制点を決められる。後半も立ち上がりと終盤に、FP長坂拓海、FP加藤竜馬にゴールを許し、0-3で敗れた。この勝利で浦安は6勝5敗と勝ち越しで第1クールを終えている。昨季はわずか7勝にとどまった古豪は、第2クール以降も上位争いを繰り広げられるか注目だ。
町田市立総合体育館の第2試合では、ペスカドーラ町田とヴォスクオーレ仙台が対戦した。アスピランチやU-18の活動もあり、多くのベテランがメンバー入りした一戦では、FP森岡薫が先制ゴールを記録。さらに9月には42歳となるFP金山友紀がハットトリックを達成するなど、6-0と快勝。GKピレス・イゴールが途中出場で復帰するという明るい話題もあり、7節以降5連勝で第1クールを終えた。エースのFP堀内迪弥が負傷離脱している仙台は、今季初の完封負けとなった。
アリーナ立川立飛では、立川・府中アスレティックFCが名古屋オーシャンズを迎えた。FP新井裕生のゴールで先制した立川・府中だが、そのリードを1分も守れず。後半に入ると名古屋が5得点を挙げて力の差を見せ、6-1で勝利している。この勝利で名古屋は10勝1敗で、第1クールの首位を決めた。一方、昨季プレーオフに進出した立川・府中は9節の湘南戦（2-3）以降、3連敗。次節以降、大分、町田と上位との2連戦が控えるが、立ち直るきっかけを見つけることができるだろうか。
28日には、バサジィ大分が大分県立総合体育館にシュライカー大阪を迎えた。試合の数日前から大分の伊藤雅範監督がSNSで試合を盛り上げていたが、試合は得点がうまれないスコアレスドローに終わっている。名古屋に勝利し、一時は首位に立っていた大分だが、終盤の3試合は浦安（1-4）、仙台（5-1）、大阪（0-0）と1勝1分け1敗に。第2クール以降、真価が問われることとなりそうだ。
今節最多動員となる1,471人を集めた北海きたえーるでは、エスポラーダ北海道とフウガドールすみだが対戦した。前半4分にFP小幡貴一のゴールで先制した北海道だったが、前半終了間際にFPデネル、後半の立ち上がりにFPガリンシャというすみだの外国籍人選手にゴールを決められ、1-2で敗戦を喫している。第7節で名古屋に2-15の大敗を喫し、その後の仙台戦（1-1）、大阪戦（2-2）も終盤に勝ちきれない試合が続いて苦しんだすみだだが、2連勝でプレーオフ出場圏内の3位で第1クールを終えた。
≪Fリーグ2019/2020 ディビジョン1≫
▼△▼△▼△▼ 試合結果 ▼△▼△▼△▼
＜第11節＞ ￣￣￣￣￣￣￣
長野 2－2 湘南 ／ F選抜 0－3 浦安 ／ 立川・府中 1－6 名古屋
町田 6－0 仙台 ／ 大分 0－0 大阪 ／ 北海道 1－2 すみだ
▼△▼△▼△▼ 順位表 ▼△▼△▼△▼
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1位 名古屋（勝点30／得失点差＋59）
2位 大分（勝点26／得失点差＋34）
3位 すみだ（勝点23／得失点差+4）
＝＝＝＝＝ プレーオフ進出 ＝＝＝＝＝
4位 湘南（勝点18／得失点差＋6）
5位 浦安（勝点18／得失点差＋1）
6位 大阪（勝点18／得失点差－1）
7位 町田（勝点1８／得失点差－3）
8位 立川・府中（勝点16／得失点差＋1）
9位 仙台（勝点10／得失点差－17）
10位 F選抜（勝点7／得失点差－21）
＝＝＝＝＝＝＝ 入替戦 ＝＝＝＝＝＝＝
11位 北海道（勝点6／得失点差－21）
＝＝＝＝＝＝ 自動降格 ＝＝＝＝＝＝
12位 長野（勝点1／得失点差－42）
▼△▼△▼△▼ 試合予定 ▼△▼△▼△▼
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■第12節対戦カード（8月3日、4日）
▽3日（土）
1400 立川 立川・府中 vs 大分
14:00 秦野 湘南 vs すみだ
▽4日（日）
13:00 北海道 北海道 vs 名古屋
14:00 塩釜 仙台 vs F選抜
15:00 岸和田 大阪 vs 町田
17:00 浦安 浦安 vs 長野
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