【F2】ボラを抑えて得点ランクトップの広島FP佐々木諒が楽曲「my road」をリリース、hip-hopチャートで1位に!

【F2】ボラを抑えて得点ランクトップの広島FP佐々木諒が楽曲「my road」をリリース、hip-hopチャートで1位に!

 今シーズンのFリーグ・ディビジョン2で5試合6得点を挙げ、得点ランクトップに立っている広島エフ・ドゥのFP佐々木諒とチームメートのFP水田伸明からなる「ASHISAL」が、楽曲「my road」を23日にリリースした。

 佐々木と水田は、広島エフ・ドゥのホームゲームを満員の観客で埋めるためには、フットサルに取り組んでいるだけではダメだと判断し、YouTubeチャンネル「ドゥーチャンネル」を立ち上げ、動画の企画立案、撮影、編集を行い、ユーチューバーとしての活動をスタートさせる。

 さらに昨年3月22日には、「100日後にラッパーデビュー」宣言を行い、素人の状態から作詞作曲を行い、有言実行で6月30日には「CHANGE」を発表した。

 完成度の高い楽曲は、公開後からすぐに話題となる。そして、それまでフットサル選手として彼らを知っていたファンだけではなく、彼らを知らなかった新しい人たちにも届き、フットサル、Fリーグ、広島エフ・ドゥにも興味を持ってもらうことに成功した。

 そんな彼らが改めて「ASHISAL」を結成し、23日に「my road」をリリースした。

 佐々木らが楽曲を発表すると宣言した後には、彼らのもとには賛否両方の声が届いた。 それでも佐々木は、批判的な声もバネに活動を続け、結果を出し続ける。

 フットサルでは第5節終了時点のF2で、元名古屋オーシャンズで現在はしながわシティでプレーするFPボラを抑えて、得点ランクトップとなる6ゴールを記録。スポンサー企業での仕事をこなし、ユーチューバー、アーティストと活動を続け、「my road」は見事にリリース初日にhip-hopチャートで1位となった。

 2016年にフットサル日本代表が、アジア予選で敗退してフットサルW杯への出場権獲得を逃し、4年に一度の注目される機会を逃したことで、日本フットサル界は一気に停滞していった。現在はFリーグ・ディビジョン1でも多くのクラブが集客に苦しんでいるが、F2の広島は彼らの活動の大きな恩恵を受け、集客数も上がってきている。ピッチ内外で、ここまでチームに貢献しているアスリートは、他の競技を見渡しても、なかなかいないだろう。

 リリース直後の勢いに乗り、Hip Hopのチャートで1位になったことで、今後、さまざまな展開が起こるだろう。選手としても、ユーチューバーとしても、アーティストとしても、常に全力で突き進んでいる佐々木と水田が、フットサル界にどんな波を巻き起こしてくれるか、これからも注目だ。

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