【F1】名古屋が連敗を阻止! 大分との大一番を制して定位置の首位で中断期間へ突入!

【F1】名古屋が連敗を阻止! 大分との大一番を制して定位置の首位で中断期間へ突入!

[2021.7.18 F1第7節 名古屋 6-3 大分 オーシャンアリーナ]

 Fリーグ・ディビジョン1は18日、第7節の1試合を行い、名古屋オーシャンズとバサジィ大分が対戦した。前節、今シーズン初黒星を喫した名古屋は、敗れれば首位で中断期間を迎えられない状況だった。

 前半7分、先手を取ったのはアウェイの大分だった。ゴール前でセットプレーを得た大分は、日本代表FP森村孝志と小門勇太のレフティコンビがシュートを打てる位置に入る。最初に助走に入った森村が抜けて行くと、続いて助走に入った小門は、森村にパス。これを受けた森村が左足でシュートを放つ。ファーポスト前には芝野創太もフリーで待ち構えていた大分が、小門の強烈なシュートをおとりに先制点を取り切った。

 先制された名古屋だが、動じる様子はなかった。前半13分には左サイドで日本代表FP八木聖人がチャンスメーク。右サイドのペピータにパスを通すと、1タッチで中に入ったペピータが左足を振り抜き、日本代表GK矢澤大夢の頭上を抜く先制ゴールを決めた。

 さらに名古屋はその1分後に日本代表FPオリベイラ・アルトゥールのキックインをゴール前でこの試合でFリーグ通算300試合出場を達成した安藤良平が左足で合わせて、一気に逆転する。同9分には同じような左サイドのキックインから、今度は日本代表FP吉川智貴のループパスをアルトゥールが鋭いボレーシュートをゴールに叩き込み、リードを2点に広げて前半を折り返した。

 後半も先に点を取ったのは大分だった。後半8分、右サイドを森村が突破して日本代表FP星龍太を置き去りにする。そこからゴール前に速いボールを送ると、ゴール前に戻った日本代表FP星翔太に当たったボールがゴールに入り、大分が1点差に詰め寄る。さらに大分は、山田凱斗のシュート性のボールをピヴォの位置で受けた芝野がボレーでゴールを狙ったが、日本代表GK関口優志が反応してゴールを守り切り、リードを保った。

 相手の時間帯を最少失点で乗り切った名古屋は、後半10分に再び左サイドの八木の対角のパスからペピータがゴールを決めて2点差に戻す。さらに同12分にもタイ代表FPスパウットが大分の底辺で横パスをカット。GK矢澤を引き付けてラストパスをアルトゥールに送ると、アルトゥールが確実に左足でゴールを決めて5-2とした。

 その後も名古屋はペピータが星翔太の落としを受けてシュートを決める。大分も芝野が1点を返したが、反撃もここまで。名古屋が大分にダブルスコアで勝利し、中断期間を首位で迎えている。

・名古屋オーシャンズ 6-3 バサジィ大分
名 ペピータ③、安藤良平、アルトゥール②
大 森村孝志、オウンゴール、芝野創太

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