［2021.7.17 F1第7節 北海道 1-3 湘南 函館アリーナ］
Fリーグ・ディビジョン1は17日に第7節の２試合を行い、函館アリーナでは、湘南ベルマーレとエスポラーダ北海道が対戦した。2試合未勝利のホーム北海道に対し、アウェイの湘南は直近4試合で3勝1分けと4戦負けなし。
好調のロドリゴを中心に攻める湘南の攻撃をGK坂桂輔を中心にしのいだ北海道は、前半15分にキックインから田辺陸がミドルシュートを決めて、先制ゴールを挙げる。湘南も同点ゴールを目指したが、前半はこの1得点のみに終わり、北海道がリードして折り返した。
後半に入っても、湘南がチャンスの数で上回っていく。しかし、カウンターから林田フェリペ良孝が放ったシュートがポストに嫌われるなど、得点を挙げることはできない。北海道も、坂のロングフィードに田辺がヘッドで合わせてゴールを狙おうとしたが、湘南GKフィウーザも鋭い反応を見せて、追加点を許さなかった。
湘南はロドリゴに1対1の状況を作り、個人の力でゴールをこじ開けにかかるが、なかなか得点を決められない。それでも後半17分、右サイドで室田祐希を相手に1対1を仕掛けたロドリゴが、室田を抜き去り、右足でシュート。これがゴールに決まり、ついに湘南が同点に追い付いた。
このゴールで勢いづいた湘南は、CKの流れからロドリゴのパスを受けた内村俊太が逆転ゴールを決める。第1子が生まれたばかりの内村は、揺りかごダンスで喜びを表現した。さらに北海道がパワープレーに出ると、湘南は高溝黎磨も得点を挙げて3－1と一気に北海道を突き放した。
このまま試合は終了し、試合の最終盤でゴールラッシュを見せた湘南が、2連勝で中断期間に突入することとなった。4試合連続ゴールのロドリゴは、今シーズンの通算得点数を9に伸ばしている。
・エスポラーダ北海道 1－3 湘南ベルマーレ
北 田辺陸
湘 ロドリゴ、内村俊太、高溝黎磨
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