【F1】堤優太の2ゴールの活躍で一時は4点差を付けた横浜、すみだを破って初の4連勝!

【F1】堤優太の2ゴールの活躍で一時は4点差を付けた横浜、すみだを破って初の4連勝!

[2021.7.16 F1第7節 横浜 5-3 すみだ 横浜武道館]

 Fリーグ・ディビジョン1は16日、第7節の2試合を行い、横浜武道館ではY.S.C.C.横浜とフウガドールすみだが対戦した。前節、名古屋オーシャンズに今季初黒星を付け、F1でクラブ初の3連勝を成し遂げた横浜に対し、すみだも今季3勝を挙げており、ともに今季の4勝目を目指す一戦となった。

 勢いに乗る横浜は、前半で一気に優勢となる。前半5分、左サイドからのキックインをゴール前に入れると、すみだFP渡井博之に当たったボールはGK石黒絋久の逆を突いてゴールに転がり、横浜がオウンゴールで先制する。さらに同7分には、GK田淵広史のパスを受けて右サイドを突破した堤優太が右足で強烈なシュートを決めてリードを2点に広げた。

 横浜は、さらにすみだを攻め立てて、前半8分には直接FKを堤がゴールに叩き込み、3-0とした。その3分後には、すみだが自陣でボールコントロールをミスしたところ、安井嶺芽が逃さずに1タッチパスを送る。これを受けた菅原健太が冷静に右足でGK石黒の頭上を抜くシュートを決めて、4点差をつけた。

 大きなビハインドを背負い、ようやく目の覚めたすみだは、前半13分に栗本博生がゴール前に入れたボールが小林拓夢のオウンゴールを誘発して1点を返す。さらに横浜のファウルカウントが5つになると、すみだは2回のファウルを受けて2度第2PKを獲得する。一本目は鬼塚祥慶のシュートがGK田淵に阻まれたが、田口が蹴った2本目は決まり、すみだが2点差に詰め寄った。このまま前半は4-2とホームの横浜がリードして終了する。

 後半、すみだは反撃に転じるが、後半7分、先に追加点を挙げたのは、またも横浜だった。底辺でドリブルを仕掛けた栗本から、伊藤玄がボールを奪うと、左足を振りぬき、豪快にゴールネットに突き刺して、5-2と再び3点差をつけた。このゴールで伊藤は直近3試合で4得点とハイペースでゴールを重ねている。

 すみだは後半12分に、左サイドを突破した諸江剣語の折り返しを岡村康平がファー詰めでゴールに決めて、再び2点差とした。その後も攻めたすみだだが、渡井のシュートがポストに嫌われるなど、横浜のゴールを割ることができない。横浜も笠篤史がパワープレーに出た相手のボールを奪い、左サイドに流れたルーズボールを懸命に追いかけてシュートしたが、こちらも左ポストに嫌われてしまった。

 パワープレー返しを決められなかった横浜だが、最後まですみだのパワープレーを凌いで、5-3で勝利。F1での連勝記録を4に更新し、中断期間を迎えることとなった。一方、荻窪孝新監督のもと2021-22シーズンをスタートさせたすみだは、開幕7試合を終えて3勝1分け3敗となっている。

・Y.S.C.C.横浜 5-3 フウガドールすみだ
横:オウンゴール、堤優太②、菅原健太、伊藤玄
す:オウンゴール、田口元気、岡村康平

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