【F1】北九州が敵地で約1カ月振りの勝利を挙げる! 立川・府中は4連敗で中断期間へ

【F1】北九州が敵地で約1カ月振りの勝利を挙げる! 立川・府中は4連敗で中断期間へ

[2021.7.16 第7節 立川・府中 0-2 北九州 駒沢屋内]

 Fリーグ・ディビジョン1は16日に2試合を行い、立川・府中アスレティックFCとボルクバレット北九州が対戦した。6月20日の長野戦に3-2で勝利して以降、3連敗中の立川・府中。対する北九州も6月13日の大分戦に5-3で勝利して以降は4戦未勝利(1分3敗)と勝利から見放されている。そんな両チームにとって、中断期間前、最後の試合に勝って、10月の再開に向かいたいところだった。

 最初のビッグチャンスは、立川・府中に訪れる。前半2分、加入後初先発となったFP森岡薫が、強烈なボレーシュートを放ったがクロスバーに嫌われる。その2分後、思わぬ形で先制点が生まれる。北九州GK小島義瑛のロングフィードを樋口岳志がヘッドで折り返す。これをFリーグ初出場となった立川・府中GK西滉太がキャッチしたかと思われたが、エリア内で落球してしまう。このボールを詰めていたチャオ・クリスチャンが間髪入れずにゴールにけり込み、北九州が幸運にも助けられて先制点を得た。

 さらに7分にも北九州は、立川・府中のプレスをロングボールで回避して、右サイドにボールを入れる。これをチャオが折り返すと、最後は前鈍内マティアス・エルナンが左足でゴールに決めて、北九州がリードを2点に広げた。

 立川・府中も日本代表候補FP内田隼太、森岡がゴールを狙うが、得点を挙げられない。前半18分には第2PKを獲得した立川・府中だったが、ジョーのシュートは左ポストに嫌われて、無得点で前半を終えた。

 後半に入っても、立川・府中はチャンスの数で上回る。U-20日本代表候補FP金澤空が左サイドで個人技を見せて相手を外し、シュートを放つがGK小島がぎりぎりで止める。惜しい場面を多く作りながらも、得点を決められない立川・府中は、試合終盤に日本代表候補FP皆本晃をフライングGKにパワープレーを行うが、最後まで得点を決めることができずに試合終了。北九州が2-0で勝利した。

 試合終了とともに、北九州で唯一の外国籍選手であるチャオ・クリスチャンは号泣し、約1カ月振りの勝利を挙げた北九州のロッカールームからは、勝利を祝う大歓声が響いた。一方、立川・府中は森岡が加入してから4連敗と、まさかの開幕7試合となっている。

・立川・府中アスレティックFC 0-2 ボルクバレット北九州
立:なし
北:チャオ・クリスチャン、前鈍内マティアス・エルナン

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