【F1】小宮山友祐監督の奇策も実らず浦安は2勝目を逃す、大阪にも手痛いドローに

【F1】小宮山友祐監督の奇策も実らず浦安は2勝目を逃す、大阪にも手痛いドローに

[2021.7.11 F1第6節 浦安 3-3 大阪 町田市立総合体育館]

 Fリーグ・ディビジョン1は11日に第6節を各地で行い、町田市立総合体育館ではバルドラール浦安とシュライカー大阪が対戦した。

 試合は開始早々に動く。開始わずか23秒、左サイドでキックインを得た大阪は、キックインから日本代表候補FP加藤未渚実が左足でシュートを決めて、1点をリードする。対する浦安も前半2分にディドゥダの強烈なシュート性のボールに対して、加藤竜馬が合わせて同点に追いついた。

 さらに浦安は前半9分にも滝田学のCKから石田健太郎が右足でボレーシュートを決める。石田の今季6点目でリードを奪った浦安は、さらにディドゥダの右サイドのFKからのパスを原辰介の今季初ゴールでリードを2点に広げた。

 このまま2点のリードをもって後半に入りたい浦安だったが、前半残り40秒、ポストプレーした相井忍がヒールパスを磯村直樹に送る。これを磯村が決めて、1点差としてハーフタイムを迎えた。

 後半もリードを保ちながら戦った浦安だが、なかなか4点目を挙げられない。7分を残してファウル数が5つとなると、小宮山友祐監督はボールを保持しながら時間を進めることを狙い、パワープレーを仕掛ける。

 プラン通りに試合を進めた浦安だったが、後半17分、大阪は加藤未を底辺に置き、FPの残り3人が前に上がるアイソレーションの形で仕掛けた。左利きの加藤未だが、右サイドに突破を仕掛けると、マークについていた三笠貴史が対応しきれず。加藤未が右足で互応会にシュートを突き刺し、大阪が3-3に追いついた。

 その後は両チームともにゴールを挙げられず、6点を取り合った一戦は3-3の引き分けに終わっている。今季2勝目を目指した浦安だが、惜しくも勝ちきれず。2位の大阪にとっても、名古屋が敗れた後の試合だっただけに手痛いドローとなった。

・バルドラール浦安 3(3-2)3 シュライカー大阪
浦:加藤竜、石田健太郎、原辰介
大:加藤未渚実②、磯村直樹

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