写真©カオリンゴ
[2021.7.10 F1第6節 横浜 3-2 名古屋 小田原]
2連勝中のY.S.C.C.横浜は、今季全勝の名古屋オーシャンズと対戦。先制したのは名古屋。前半14分、後方からのロングボールを収めた星翔太が北野聖夜を抑えてシュートを放ち、先制ゴールを記録する。わずか21秒後、横浜も荒川勇気がペピータの横パスをカットして、そのままシュートに持ち込み、試合を振り出しに戻す。横浜は前半のうちに第2PKのチャンスもあったが、堤優太のシュートは左ポストを叩き、このまま前半は1－1で終了した。
後半に入り、勝ち越しゴールを挙げたのは横浜だった。後半9分、左サイドのキックインからゴール前で伊藤玄がゴールを決め、横浜が逆転する。さらに後半11分にも、堤のドリブルからチャンスを作った横浜は、菅原健太がシュートを決めるが、直前の堤のシミュレーションを取られて認められなかった。
命拾いした名古屋は、ペピータをフライングGKにパワープレーを開始する。パワープレーの対応が課題だった横浜は、北野がパワープレー返しを放つが、右ポストを叩く。そして12分には吉川智貴のパスから星翔太がボレーでこの試合2点目を決めて、名古屋が同点に追いついた。その後もパワープレーを続けた名古屋だったが、試合終了まで残り2秒、自陣ペナルティエリア内から伊藤が左足でパワープレー返しを決めて横浜が再び勝ち越す。さすがの名古屋も時間がなく、横浜が3－2で勝利し、名古屋からクラブ史上初の勝利を挙げた。
■試合結果
・Y.S.C.C.横浜 ３（1－1）２ 名古屋オーシャンズ
横：荒川、伊藤②
名：星翔②
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