【F1】浦安が選手たちの七夕の願いを発表 フィジカルトレーニング軽減を願ったのは…

【F1】浦安が選手たちの七夕の願いを発表 フィジカルトレーニング軽減を願ったのは…

 Fリーグ・ディビジョン1のバルドラール浦安が、7月7日の七夕に選手たちの願い事をツイッターで発表した。その内容が多岐にわたっていて、おもしろい。コロナ禍ということで、健康を願う声やアリーナにファンが戻ってくることを待ち望む選手が多い。また、選手として「勝ちたい」「うまくなりたい」「ケガなく過ごしたい」という競技に対しての願いをする選手もいた。その一方で、インパクトのある願い事をしている選手も数名いるので、そちらにスポットを当てたい。

 まずは、キャプテンの石田健太郎だ。

 結構、似合っていると思うが、本人は納得がいっていない様子。「似合うと良いなぁ」というのは、もはや願い事というよりも、ボヤキのような気もするが、実績、結果を残していけば、もっともっと腕章が似合う選手になるだろう。自分次第だ。がんばれ。

 続いての注目の願い事は、今シーズンの補強の目玉でもあるガリンシャだ。

 もはや天に祈るよりも、コーチングスタッフに祈った方が、早く叶いそうな願いである。

 そもそも、浦安のフィジカルトレーニングが突出して厳しいという話は、あまり聞いたことがなかったが、前所属のフウガドールすみだと比べても、トレーニングがハードなのかもしれない。

 続いての願い事は、日本代表FP滝田学のもの。

 私信か!? と思われるような、日本代表の元キャプテンの願い事。「さっちん」が何者かを調べるために、ググったものの「滝田学 さっちん」で検索しても、それらしいものはヒットせず。気になるので、情報求ム。

 自分のことを差し置いて、チームスタッフのことを願っている心優しき男がGK税田拓基だ。

 試合中はスタンドからベンチに逐一データを送り、試合が終わってからも延々とパソコンに向かって分析をしている橋谷英志郎コーチ。しかも、トップチームだけではなく、下部組織や女子チームの分析もしているというから恐れ入る。その橋谷コーチの疲労を心配するのではなく、肩幅を心配するのは、現役時代に同じGKというポジションでプレーしていた影響もあるのだろうか。

 そして、2005年生まれの16歳ながら、大物感漂う願い事をしているのが、Fリーグ最年少出場記録保持者であるFP柴山圭吾だ。

「初得点!」「多くのゴールを決める!」「新人王!」いろいろな願いができそうなものだが、なんと柴山の願い事は「たくさんこぼれ球転がってきますように」という超具体的なもの。こぼれ球がたくさん転がってくれば、得点も取れる。それが多ければ、たくさんのゴールも挙げられるし、新人王も取れるかもしれない。そう、こぼれ球にはロマンが詰まっているのだ。そのこぼれ球を確実に押し込めるポジション取り、シュートの練習は欠かしません。だから、こぼれ球をたくさん僕のもとに下さい。そんな16歳の願いが、きっと込められているはずだ。現実的だが、したたかな願い事は、実にストライカーっぽくていい。今週末はバルドラール浦安テルセーロの一員として、初の全国大会出場を目指す柴山のもとに、こぼれ球が集まってくるか大注目だ。

 19時20分現在、小宮山友祐監督の願い事は出ていないが、きっと元フットサル日本代表の伝説的キャプテンらしい、誰もが「おおっ!」と思うような願い事をしてくれるはずなので、注目したい。

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