【タイランド5s】タイ代表 ミゲル・ロドリゴ監督「清水は世界のトップリーグへ行かなければならない」

ミゲル・ロドリゴ新監督を迎えたタイ代表は、タイランド5sで1勝2分けという成績を残し、大会を2位で終えた。最終戦後の記者会見で、ミゲル・ロドリゴ監督は、大会の成果を強調した。その会見終了後、表彰式で清水和也と話をしていた内容についても、直撃した。確かな存在感を示しているU-19日本代表のピヴォについて、ミゲル・ロドリゴ監督は「Fリーグは、彼にとって簡単すぎる」と考え、海外へ渡ることを進言したと明かした。

 

以下、ミゲル・ロドリゴ監督のコメント

――今日のカザフスタン戦を振り返ってください。
ミゲル 私たちは最後の瞬間まで信じていました。イラン戦、カザフスタン戦は素晴らしい試合ができました。何よりうれしかったのは、選手たちが最後まで信じていたことです。ワールドカップでも、このように最後の瞬間まで戦いたいと思っています。もう一つうれしかったのは、クリッサダ・ウォンケオ(7番)がすべての試合でプレーできたことです。自信を持ち、プレーしてくれていました。彼はワールドカップのメンバーに入ります。それは良いニュースです。

――ワールドカップのメンバーは、いつ決めるのですか?
ミゲル これから決めようと思います。でも、そのまえに冷えたチャンビールを1本飲まなければいけません。チャンピールを飲んでから、決断します。他のどのビールでもない、チャンビールを飲んでからです。もしかしたら、2、3本飲んでしまうかもしれないね。

――パワープレーをしなかった理由は?
ミゲル 準備ができていないからです。まだ、練習でそこまで取り組めていません。

――1勝2引き分けで2位という結果については?
ミゲル とても嬉しく思っています。初戦を終えて「日本と引き分けか」と、みなさんは思い、この大会は勝てないと思ったかもしれません。しかし、初戦で日本に引き分けたことが、この大会のキーでした。なぜなら、そこで悪いプレーがたくさん出たからです。次の試合は素晴らしいプレーをしなければいけないと、全員が思うことができました。そして、私たちはイランを破ることができました。引き分けに終わった日本との試合も、意味があったと思っています。初めて招集した選手たちも、素晴らしいプレーをしてくれたし、ワールドカップのメンバー選考は、非常に難しくなる。全員がワールドカップでプレーする権利があります。

――チームの現状には満足している?
ミゲル まだ私たちは、12回のトレーニングしかできていません。それでも、この大会期間中に一緒に過ごすことができて、集中してトレーニングができました。ミゲルの守り方、攻め方、プレッシング、セットプレーを覚えてきています。まだ十分ではありませんが、選手たちの取り組む姿勢については、満足しています。

――イラン戦から選手たちは監督の言葉に、より耳を傾けていたと感じました。
ミゲル 間違いありませんね。日本戦のあと、私は選手たちに「ひどいパフォーマンスだった」と怒りました。日本戦は、最初の試合で難しかったのは間違いありませんがね。

――表彰式の後、清水和也選手にどのような話をしたのですか?
ミゲル 彼は、もう世界でもトップのリーグで戦う準備ができている。私がこんなことを言っていいのかわからないが、彼はもうスペインに行かないといけない。Fリーグは、彼にとって簡単すぎるだろう。新しいチャレンジを、世界でもトップのレベルでしなければいけない。毎日の練習から、世界トップレベルの選手たちとすること。吉川智貴がそうして成長している。AFCクラブ選手権で見たが、彼は完全に別の選手になっていた。体も強くなり、筋肉も付き、判断のスピードもあがり、シュートも強くなった。清水も行かなければいけない。今日の試合でも、日本のナンバーワンプレーヤーは仁部屋和弘だった。次の世代のピヴォが必要だ。和也は新しいリーダーになれる。彼は、新しい日本のリーダーになっていける。森岡薫の後、彼がピヴォのリーダーになれるだろう。

 

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