Fリーグ・ディビジョン1のY.S.C.C.横浜は24日、クラブのシーズンホーム開幕戦となる7月3日の第5節ボアルース長野戦後に、FP中野和也と元日本代表FP稲葉洸太郎の引退記念イベントを開催すると発表した。
この日の会場となる横浜武道館では、13時からFリーグ・ディビジョン2の第5節となるしながわシティvsデウソン神戸の試合が行われる。その後、16時からは横浜と長野の試合が行われ、18時45分から日本フットサル界を支えてきたレジェンドたちによるメモリアルマッチが開催される。
クラブの創設期から携わってきた中野は、クラブが神奈川県リーグ、関東リーグを戦う過程を支え、Fリーグ昇格まで導いた。また、2018-19シーズンから横浜に加入した稲葉は、Fリーグに昇格したチームに経験を伝え、プレーでもF2の年間最優秀選手に選ばれている。
クラブを通じて中野は「チーム在籍20年、まさかまさかのＦリーグの舞台にチームがいることは全く想像していませんでした。これまで、支援、応援していただいた方々、仲間たち、天国から見守ってくれている秋元くんとガマのおかげで今があります。本当にありがとうございます。相手は日本フットサル界を支えてきたレジェンドたちで、リスペクトする方々ばかりですが、やるからにはチームで勝ちに行きたいと思います。微笑ましく、温かい目で見守っていただけたら、嬉しいです。宜しくお願い致します」と、コメントを発表している。
また、稲葉も「新型コロナの影響で、自分最後の大会だったはずの全日本選手権が中止になり、昨年もなかなか開催が出来なかった引退試合の開催が1年越しに遂に決定いたしました！ 自分のラストを一緒に戦ってくれたY.S.C.C.横浜のレジェンド 中野和也氏も昨シーズンで引退だったので、2人の引退試合ということで、開催してくださりチームには感謝しております。本当に楽しみです。16年間の選手生活を支えてくださった、先輩方、仲間、家族、各スタッフの皆様、サポーター、スポンサーの方々への感謝の気持ちを込めて、楽しんでフットサルをしたいと思っております。自分がお世話になった人や、代表やチームで共に戦ってきた仲間を中心に声掛けをさせていただきました。ぼくから見てもオールスター戦のようなメンバーが参戦してくださることになり、今からワクワクしています。現在のフットサルの礎を作ってきた豪華なメンバーたちに会いに来ていただけたら幸いです」と、コメントをしている。
稲葉のコメントにあるように、この試合には超豪華なレジェンドたち（下記参照）が集結する。日本が9年ぶりに出場するW杯イヤーに、彼らに会える唯一無二の機会を逃す手はないだろう。
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