【U-18選手権】東京都大会を制したのはゾット早稲田ジュベニール! 全国王者の町田U-18ベスト8で散る波乱!

【U-18選手権】東京都大会を制したのはゾット早稲田ジュベニール! 全国王者の町田U-18ベスト8で散る波乱!

 JFA第8回全日本フットサル選手権の東京都大会が小金井市総合体育館で行われ、優勝のゾット早稲田ジュベニール、2位のフウガドールすみだファルコンズ、3位のリガーレ東京U-18が6月26日から行われる関東大会進出を決めた。前回大会の全国大会を制したペスカドーラ町田U-18は、準々決勝でリガーレ東京に敗れて、関東大会に進出できなかった。

 

優勝:ゾット早稲田ジュベニール(写真:東京都サッカー協会提供)20210621095811.JPG

 

2位:フウガドールすみだファルコンズ(写真:東京都サッカー協会提供)

20210621095809.JPG

 

3位:リガーレ東京U-18(写真:東京都サッカー協会提供)20210621095810.JPG

 
準決勝
リガーレ東京U-18 vs フウガドールすみだファルコンズ

 準決勝の第1試合は、リガーレ東京U-18とフウガドールすみだファルコンズの対戦。先に試合を動かしたのは、すみだファルコンズ。前半のうちに、FP網島聖が縦パスをカットすると、FP伊藤諄哉と大きなワンツーを見せる。最後はファー詰めした網島がゴールを決め、すみだが先制した。後半もすみだは、コーナーキックからキャプテンの伊藤が追加点を挙げて、リードを2点に広げた。

 さらに試合の主導権を握ったすみだに、スーパーゴールが生まれる。GKからのフィードをFP宮田惇平がダイレクトボレーでゴールに突き刺し、2大会連続の東京制覇を目指すすみだが決勝進出を大きく引き寄せた。このままリガーレ東京の反撃をシャットアウトしたすみだが、3-0で勝利し、全国大会出場と2大会連続の決勝進出を決めている。

準決勝
ゾット早稲田ジュベニール vs フットボウズ

 ゾット早稲田ジュベニールとフットボウズの対戦となった準決勝第2試合は、点の取り合いとなる。先に試合を動かしたのは、ゾット。自陣からのロングカウンターを28番がゴールに決めて先制した。しかし、すぐにフットボウズも反撃を見せる。自陣からフワッとした浮き球が出ると反応したFP太田勇之進が豪快なゴールを決めて1-1と試合を振り出しに戻した。さらに前半のうちに逆転する。中盤で相手のボールを奪って仕掛けたカウンターが一度は阻まれたが、ボールを回収して攻め直すと右サイドでFP福田大河がドリブルで相手を抜き去る。ゴール前に入れたボールに対して、FP杉下昇太が詰めてゴールに流し込み、逆転に成功した。

 このまま試合は動かずに2-1とフットボウズがリードしたまま終盤を迎える。そして後半残り1分34秒、パワープレーからゾットは10番がゴールを決めて同点に追いつく。同点後もパワープレーを継続したゾットは、残り3秒からの攻撃を最後はFP大澤寛治がゴールに沈めて再逆転。このゴールが決勝点となり、決勝進出と関東進出を決めた。

決勝戦
フウガドールすみだファルコンズ vs ゾット早稲田ジュベニール

 3位決定戦に先立って行われた決勝は、2大会前の準々決勝で実現したフウガドールすみだファルコンズとゾット早稲田ジュベニールという対戦カードとなった。試合は、FP田口大雅の豪快なミドルシュートですみだが先制する。ゾットも大澤が右サイドから折り返したパスをゴール前で受けた11番がゴールに決めて1-1の同点に追いついた。さらに前半のうちにもゾットは、大澤がDF3人に囲まれながらも強引に突破。左足でシュートを突き刺して逆転に導いた。 

 両チームともにチャンスを作り合うが、その後はなかなかゴールが決まらない。すみだはパワープレーを開始。ゾット陣内で数的優位を作りボールを保持するが、ゾットの守備を崩せず。逆にパワープレー返しを決められて、リードを2点に広げられた。

 残り2分でタイムアウトを取ったすみだに対して、ゾットはボールを持つとピッチの幅と深さを使って時間を使おうとする。それでも残り48秒、CKから木全秀剛がミドルシュートを突き刺して、1点差に詰め寄った。しかし、すみだの反撃もここまで。3-2で逃げ切ったゾットが東京都大会優勝を決めている。

3位決定戦
フットボウズ フットサル U-18 vs リガーレ東京U-18

 関東大会進出の最後の1枠をめぐる戦いとなる3位決定戦は、フットボウズとリガーレ東京U-18の対戦となった。FP江本賢也を中心に攻撃を組み立てるリガーレ東京は、センターサークル付近から江本が強烈なミドルシュートを放ったが、クロスバーに嫌われて得点できない。それでも攻撃を続け、FP山田広明にピヴォ当てをしながら攻撃のリズムを作っていった。

 フットボウズもピヴォのFP太田勇之進の反転シュートなどでリガーレ東京ゴールに迫るが、両チームともに得点を決められないまま、前半の10分を終えた。

 試合は後半に動く。再三チャンスを作っていた江本が左サイドから出したパスを、ファー詰めした山田がゴールに決め、リガーレ東京が先制した。

 その後、フットボウズも反撃に出る。リガーレ東京も追加点を狙ってゴールを脅かすが、フットボウズはGK金井陽輝の好セーブで追加点を許さなかった。それでもリガーレ東京は、江本のシュートをGKが弾いたこぼれ球から2次攻撃を仕掛け、FP加世田叶大が右サイドからゴール前に入れた速いボールが相手のオウンゴールを誘い、リードを2点広げた。

 2点を追うフットボウズは、太田をフライングGKにしてパワープレーを開始。FP木村壱太のゴールで1点差に詰め寄る。しかし、フットボウズの反撃もここまで。リガーレ東京が逃げ切り、関東大会出場3枠の最後の切符を手にしている。

スポンサーブランド
サッカー・フットサルブランド アグリナ


Homepage Powered by スタジオコンチーゴ株式会社