【FIFA】フットサルにもテクノロジーの波!? W杯でビデオサポート導入を発表

【FIFA】フットサルにもテクノロジーの波!? W杯でビデオサポート導入を発表

 近年、サッカーではゴールラインテクノロジーやビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)といったテクノロジーが判定に使われている。審判員を助けて、より正確なジャッジがなされている一方で、試合の流れが切れたり、中断期間が長くなったり、映像を確認後の判定にも疑問の声があがったりと、賛否の議論は減る様子がない。

 そんなテクノロジーが、フットサルにも入ってくるようだ。国際サッカー連盟(FIFA)は8日、今年9月に開幕予定の「フットサルW杯リトアニア2021で、ビデオ・サポートがデビューする」と、発表した。

 これは映像を専門的にチェックしているサッカーのVARとは異なるもので、ピッチサイドにモニターを設置し、レフェリーが自分の判断で、確認が必要だと感じた場面の映像を見直して、リプレー映像を要求。オペレーターが動画をレフェリーに見せるというもの。より正確なジャッジが期待できる一方で、試合が間延びするリスクが極めて高い。すでにリトアニアやその他の国でもテストはされているという。

 なお、この映像の確認ができる場面については、①ゴールかノーゴールかの判定、②PKとなる事象、③一発退場に関すること、④人違いの可能性があるケースの4つとなっている。

 ゲームを円滑に進めるため、4秒ルールなどがあるフットサルは、サッカー以上のテンポが魅力を一つ。FIFAは、「トップレベルの監督や選手から、非常にポジティブなフィードバックを受けている」と、声明を発表しているが、どれだけの影響が出ることになるか。

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