【トリム杯】ユース五輪組が再集結の日本選抜、残り6秒のOG誘発で東京都選抜との初戦に勝利!!

[3.15 トリムカップ 日本女子選抜 2―1 東京都選抜 別府アリーナ]
 第11回トリムカップが15日に開幕した。べっぷアリーナで行われた第1試合では、日本女子選抜と東京都選抜が対戦し、試合は2-1で日本選抜が勝利している。

 昨年、行われたユースオリンピックで銀メダルを獲得したU-18女子フットサル日本代表の全10名が集まった日本女子選抜と優勝候補の一角に挙げられる東京都選抜による注目の一戦。日本女子選抜は、前日の練習でFP藤田実桜が負傷、東京都選抜は当日に大分入りをしており、どちらも不安を抱えるなかでの初戦となった。

 序盤から東京都選抜が押し込む展開になるが、GK須藤優理亜がゴールを守り、得点を許さない。前半6分にはFP伊藤佳穂のミドルシュートがクロスバーを叩く。その1分後には、FP横山純子の突破からチャンスを作り、FP松本直美がシュートを放ったが、ゴール前に戻ったFP勝俣里穂にブロックされた。

 7分には高い位置で東京都選抜FP千田日向子が、FP横山凜花からボールを奪い、シュートに持ち込んだが、ここもGK須藤がゴールを守り抜いた。日本選抜も8分、FP江川涼が左サイドからのパスを受けてシュートを放つ。さらに江川のパスを受けたFP門井恵美もシュートしたが、GK杉山藍子に止められて得点はできなかった。

 12分にも東京都選抜は、中央を突破した横山がゴール正面からシュートを放ったが、GK須藤の正面を突く。その後、女子日本選抜が波状攻撃を仕掛ける場面もあったが、前半はどちらも譲らずに0-0で終了している。

 後半の立ち上がり、女子日本選抜は、なかなかボールを自陣から逃がすことができない。後半2分、女子日本選抜はFP山川里佳子が自陣からボールを運んだが、足を負傷してピッチに倒れる。ここからのカウンターで東京都選抜はFP松本直美がゴールを決めて、東京都選抜が1点を先制した。

 1点を追いかける女子日本選抜は後半10分、キックインからFP宮本麻衣がゴールを決めて、同点に追いつく。その直後にもFP池内天紀が決定機を迎えたが、シュートは枠外に飛んで行った。14分には日本選抜の門井が、カウンターを仕掛けようとした横山を背後から倒す。このプレーで両者が倒れたが、ファウルした門井が負傷退場となる。

 このまま試合は終了するかと思われた残り6秒、日本選抜は右サイドから仕掛けたFP追野沙羅がシュート性のボールをゴール前に入れる。これが横山に当たってゴールに決まり、日本選抜が逆転した。

 残り6秒から反撃をしようとした東京都選抜は時間が足らずに、このまま2-1で日本選抜が勝利している。

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