【トリム杯】FP江川涼弾で日本選抜が勝利! 大分との接戦を制してファイナルへ

[3.17 トリムカップ準決勝 日本選抜 1-0 大分 ビーコン]
 トリムカップは17日、大会最終日を迎え、準決勝の第2試合では日本選抜と大分県選抜が対戦した。試合は1-0で日本選抜が勝利し、決勝進出を果たしている。

 両チームの平均年齢は、日本選抜が18.6歳、大分県選抜が19歳と、今後の女子フットサル界を担っていくであろう選手たちがそろった準決勝の第2試合。立ち上がり、日本は大分を押し込み、FP池内天紀がFP山川里佳子とのワンツーで守備を崩し、ゴール前にパス。これをファーポスト前で受けたFP横山凜花が合わせたが、シュートを決めることはできなかった。さらにこぼれ球からFP前田海羽がシュートを放ったが、これもGKに防がれる。

 次第に大分もカウンターを中心にチャンスを作り出すようになり、GK須藤優里亜の守るゴールを脅かしていく。それでも須藤は体の柔らかさを生かしたセービングでゴールを守り、得点を許さない。

 前半9分には、山川に鼻血が出るアクシデント。これを受けてFP宮本麻衣が出場。9分には右サイドで宮本が守備をひきつけ、前田を経由して池内がシュートしたが、相手にブロックされる。 日本選抜は11分、左サイドで仕掛けたFP勝俣里穂が強烈なシュートを枠に飛ばすが、これもGKに防がれる。そして迎えた12分、右サイドの高い位置でボールを受けたFP江川涼が反転して強烈なシュートをゴール上に突き刺し、日本選抜が1点を先制した。 このまま前半は日本選抜が1点リードで折り返す。

 後半に入り、日本選抜が押し込む時間が続くものの、得点は動かない。9分に日本選抜は江川のシュートがクロスバーを叩く。残り5分を切り、大分もカウンターから何度かゴールに迫るがGK須藤に阻まれる。

 終盤も大分が攻め込めば、日本は江川、山川がゴールに迫るなど、最後まで両チームとも攻めあったが、得点は決まらず。日本選抜が1-0で勝利し、決勝にコマを進めた。 

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