【日本代表】F2からフル代表定着を目指すGK岩永汰紀「これからコンスタントに呼ばれていけたら」

【日本代表】F2からフル代表定着を目指すGK岩永汰紀「これからコンスタントに呼ばれていけたら」

 フットサル日本代表は20日より、静岡県浜松市で4日間のトレーニングキャンプを行っている。合宿3日目となる22日には、合宿に参加した4選手が取材に応じた。 

 一人目は、Fリーグ・ディビジョン2王者であり、第26回全日本フットサル選手権王者のしながわシティから初招集となったGK岩永汰紀。岩永にとって、日の丸を付けるのは、AFC U-20フットサル選手権タイ2017の時以来だったが、当時はGK山田正剛、GK坂桂輔のバックアップという位置づけで、試合に出場することはできなかった。

 再び日の丸をつけて戦うこととなった岩永は、このインタビュー後の練習を最後に、代表候補合宿を離れ、23日にF2の開幕戦の広島F・DO戦を戦うしながわに合流する。そのF2開幕戦への思いを聞いた。

 

SAL 若いメンバーでの代表合宿が始まりましたが、今の気持ちは?
岩永 素直に嬉しいです。代表に入ることは、目標というか、目指すべき場所なので、素直に嬉しいです。

SAL ゴレイロのポジション争いは熾烈です。W杯メンバーのGKが2枠か、3枠かという問題もありますが、そこに食い込むチャンスもあると思います。そこに入っていく意気込み、思いを聞かせてください。
岩永 このタイミングで呼ばれたということは、少なくともチャンスがあると思うので、W杯に入ることもそうですし、これからコンスタントに呼ばれていけたらいいなと思います。

FUTSALX 今回は若手が多い合宿になっていますが、ブルーノ・ガルシア監督に言われていることは?
岩永 若いメンバーが今回は多く呼ばれていますが、僕自身も呼ばれて代表のプレーモデルをいかに早く理解して、それを素早く体現というか、プレーできるかが大事になるので、そこを言われていますね。

FUTSALX チームの雰囲気はいかがでしょうか?
岩永 良いと思います。

FUTSALX U-20日本代表の時は、GK山田正剛選手、GK坂桂輔選手に次ぐ存在でした。今回、坂選手とは再びチームメートになりましたが、U-20の時の序列を覆した状況になりつつあることについては?
岩永 U-20の時は、大阪に移籍した年で、その前のシーズンも正直なところパフォーマンスは良くなかったと思っていました。その時、試合に出られるチャンスがあれば、結果を出すということも大事でしたし、あの時は、僕はFリーグでの試合経験もなかったので、できることも限られていたと思います。でも今は、(一昨シーズンに所属した)大分でも優勝はできませんでしたが、しっかり試合にコンスタントに出て結果を残して、昨シーズンもF2でしたが優勝することができて、全日本選手権も優勝できました。それで今回、こういう形で呼ばれたのかなと思います。

FUTSALX  F2は今日、開幕します。岩永選手の所属するしながわは明日開幕戦を迎えるため、今晩、ほかの選手たちより一足早くチームを離れることになりますが、最後の練習に向けての意気込みは?
岩永 今、4セッションが終わって、午後はゲーム形式をやると言っていたので、その総括というか、代表のプレーのコンセプトをしっかり体現できればいいなと思います。

FUTSALX  選手権優勝後、しながわにはいろいろなことが起きました。選手として、どのように過ごし、また新シーズンの開幕にはどのような思いを持っているのでしょうか?
岩永 クラブのスタッフから言われていたのは、「周りのことは気にせず、選手はプレーに専念してほしい」ということでした。なので、そこは割り切ってといいますか、チームメートも全員、しっかり練習をしていました。シーズンが始まる前にも練習試合をこなしていますが、昨シーズンよりも質の部分でもっと細かい部分の質を上げることができたと思っています。F2王者という感覚ではなく、チャレンジャーの気持ちで、毎試合行きたいなと思います。

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