【日本代表】31歳で初の代表候補合宿招集となったFP森洸「自分の良さをまずは出したい」

【日本代表】31歳で初の代表候補合宿招集となったFP森洸「自分の良さをまずは出したい」

 フットサル日本代表は22日に、アリーナ立川立飛で行われる3日間のトレーニングキャンプをスタートさせた。このトレーニングキャンプの見どころの一つが、初招集の2人、FP森洸(大分)とFP田口元気(すみだ)が、どのようにチームに入っていくかだろう。

 森は練習開始前、少し緊張した様子でバサジィ大分のチームメートたちの近くにいることが多かった。その後も大分でチームメートであるFP仁部屋和弘、FP芝野創太、そして昨季までチームメートだったFP森村孝志(仙台)と同じセットに入っていたため、コミュニケーションもスムーズに取れ、ほとんど緊張を感じさせることはなかった。

 これまでも特に大分移籍後は、得点力があり、サイズもあるフィクソは、日本代表活動に呼ばれるのではないかと期待された。しかし、リーグ戦で16得点を挙げた昨季も日本代表に招集されることはなく、このまま代表とは無縁なのかと思われた。だが、AFCフットサル選手権東アジア予選を約3カ月後に控えたこのタイミングで、今年10月には32歳となる男に、ようやくブルーノ監督の目の前でアピールするチャンスが訪れた。

 初めてのトレーニングを終えた森は、どのような感触をつかんだのか。また、この合宿にどのような気持ちで臨んだのかうかがった。

以下、初日のトレーニング後のFP森洸のコメント

――やっとチャンスが巡ってきましたね。
 そうですね。

――初めて招集されたことを聞いた時は、どういう感想を持ちましたか?
 「あ、呼ばれたんだ!」という喜びと驚きが入り混じった気持ちでしたね。

――このタイミングというのは驚きでしたか?
 はい。正直、驚きましたね

――ブルーノ監督とは何か話をされましたか?
 はい。今日の全体ミーティングの前に、田口選手と2人で先に呼んでもらって話を聞きました。フィクソに求められている部分と、このグループとしても求められている部分を聞きました。

――その言葉を聞いて、どうでしたか?
 どうでした……「なるほど」、と思いました(笑)。

――(笑)呼ばれた自覚が増したとか、そういうことは?
 そうですね。今までは話を(代表活動に行っていた)選手から聞くだけだったので、あまりリアリティがなかったのですが、そういうところで話を聞かせてもらうことで、より鮮明にイメージが湧いてきました

――初日の練習を終えて、どのような感想を持ちましたか?
 まずチームの約束事を覚えるのが大変ですよね。

――今日はセットプレーもやっていました。
 そうですね。そこをまず覚えて、そこからかなというところです。

――でも、覚えることができれば、セットプレーの得点力は一つ森選手の武器ですよね。
 そうですね。はい。自信をもってプレーできるかなと思っています。

――今回の合宿に関しては、どんなテーマをもって臨んできましたか?
 自分の特徴であるパスの精度であったり、アウトレンジからのシュートというところを出していければいいかなと思っています。

――監督は、明日、明後日とゲーム形式の練習が多くなると言っていました。そこに向けての思いを教えてください。
 自分の良さをまずは出したいなと思います。あと派手なプレーができるわけではないので、安定したプレー、ミスの少ないプレーというのは自分の持ち味の一つなので、そういうところを出せたらいいなと思っています。

――楽しみにしています。ありがとうございます。
 頑張ります。ありがとうございます。

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