【日本代表】新潟での国際親善試合の出場を切望するFP堀米将太「弟もいるので、そこには行きたい」

【日本代表】新潟での国際親善試合の出場を切望するFP堀米将太「弟もいるので、そこには行きたい」

 フットサル日本代表は9月に新潟県長岡市で国際親善試合を行う。この試合に、特に強い思いを持っているのが、エスポラーダ北海道のFP堀米将太だ。

 エスポラーダ北海道でFリーグにデビューした当時、現ペスカドーラ町田U-18の甲斐修侍監督が注目の若手に挙げていたドリブラーは、その後に移籍したシュライカー大阪で才能を伸ばし、攻撃だけではなくプレッシングでも存在感を示すようになった。

 今季からは北海道に戻ったが、苦しい戦いは続いている。それでも代表に選ばれているのも、大阪で自身の能力を引き出せたからに他ならない。

 大阪で成長できた要因は、その自己分析力にある。何を身に着ければ、試合に出られるか、より活躍できるかを考え、その能力を磨き上げてきた。そんな堀米は、自身が日本代表に定着するために何が必要かもイメージできている。

 現在のままでは、自身が代表に定着することは「無理」と言う。だが、Jリーグのアルビレックス新潟に所属する実弟DF堀米悠斗の存在もあり、新潟での国際親善試合の出場は何としても叶えたいという。

 2カ月後に控える国際親善試合に出るためにも、ドリブル、プレッシングという武器を合宿最終日で示し、もう一つの武器を身に着けることを目指していく。

以下、合宿2日目終了後のFP堀米将太のコメント

――合宿を2日間終えていかがですか?
堀米 やっぱり代表の練習は強度と質が、全然違いますよね。それは大阪にいた時でさえ感じていたので、ここはやっぱり特別な場所なのかなと思います。

――今朝のミーティングでブルーノ監督から厳しい言葉があったと聞きました。
堀米 昨日の練習が良くなかったという話でしたね。たまにそういうことを言われますね。集中力とディフェンスの強度を保つことっていうのは、ブルーノ監督にも、(鈴木)隆二さんからも言われます。前に行くときの寄せのスピードというのは、隆二さんにも評価してもらえっているところですし、そこが呼ばれている理由なのかなと思っています。

――良いところをもっとどんどん出していけという感じなんですね。
堀米 はい。

――こんな大人しいキャラでしたっけ?
堀米 いやいや、いつも大人しいですよ(笑)。

――北海道の順位を考えると、呼ばれるのが難しいかなと思っていたのですが、個人では信頼をつかめていそうですね。
堀米 大阪に移籍した時の自分は、武器が何かと言われたら「ドリブル」と答えていたんです。でも、それだけでは大阪では試合に出られないとなった時に、前からのディフェンスでチームで一番になろうと思いました。そこを徐々に自分の武器にしていき、パワープレーのディフェンスで使われるようになって、守備面でも評価されるようになりました。そして、ここ最近、また代表に呼ばれるようになりましたが、その2つだけでは、最終的に残るのは無理かなと思っています。

――ただ、ここまで来たからには残りたい気持ちもありますよね?
堀米 はい。そこで自分で思っている課題として、あとは得点だけかなと。リーグ戦でも、こういう合宿の紅白戦でもですが、シュート精度さえ上がって、点を取れる選手になることができれば、もっと代表に定着したり、最終的なメンバーに近づけたりするかなと思います。

――明日の練習は、ゲーム中心ということでした。今回の合宿を見ていると、チーム分けが変わる感じはありませんね。
堀米 見ての通り、主力組とサブ組で分かれているので、どの合宿の時もそうですが、常にあっち(主力組)を食ってやろうという気持ちでやっています。攻撃の質やセットプレーの質は、ずっと長くいる向こうの方がいいですが、ディフェンスの強度などはこっちも負けていないと思います。

――武器はありそうですよね。
堀米 はい。こっちの方が若い分、走れて寄せることもできています。前で奪って、点を取れれば。自分が前でボールを取って、アシストして点を取れるのが理想かなと思います。ボールを奪うきっかけの選手になれればいいかなと思います。

――W杯予選に出る自分とかは思い描けていますか?
堀米 まだそんな余裕はないですね。一つひとつです。次の合宿に呼ばれるように、一つひとつやっていきます。ただ、新潟での試合は出たいですね。アルビレックス新潟でサッカーをやっている弟(堀米悠斗)もいるので、そこには行きたい気持ちが強いですね。

――ぜひ、叶えてください!
堀米 はい。頑張ります。

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