【日本代表】代表招集3回中2回が追加招集のFP新井裕生「追加でなく呼ばれるようにしたい」

【日本代表】代表招集3回中2回が追加招集のFP新井裕生「追加でなく呼ばれるようにしたい」

 フットサル日本代表は22日から24日まで、アリーナ立川立飛でトレーニングキャンプを行った。負傷者が出た関係から追加招集された堀内迪弥がリーグ戦で負傷したことにより、さらに追加で3度目の代表招集を果たしたのが、立川・府中アスレティックFCのFP新井裕生だった。

 昨季、Fリーグ選抜でブレイクし、日本代表候補までのぼり詰めた新井は、初日から精力的にプレー。練習のなかでは、初日にFP仁部屋和弘のシュートパスに合わせようとするも、届かないなど、連係面であと一歩という場面が何度もあった。練習終了後には、先輩たちのところに行き、どうすればよかったかを確認するなど、少しでもプレーを改善しようと務める姿が印象的だった。

 代表の常連組の選手たちと試合をこなしていったことで、サブ組も経験値を積み重ねたが、今回の最年少である新井も、大きな刺激を受けただろう。

 今回はFリーグ選抜1期生からの招集は、唯一となった。だが、彼は再び日本代表でFリーグ選抜1期生の選手たちが集まり、日の丸をつけて戦う日を信じ、まずは自分が選ばれ続けるために、走り続けている。

以下、立川合宿後のFP新井裕生のコメント

――どのタイミングで招集がかかったのでしょうか?
新井 前日ですね。前日の夕方くらいに、谷さん(谷本俊介TD)から「仕事を休んで合宿に行ける?」と連絡が来ましたね。「すぐに確認します!」と、伝えました(笑)。

――今回が3度目の合宿だったと思いますが、いかがでしたか?
新井 1回目、2回目、3回目で代表のコンセプトというか、戦術も徐々に理解できてきています。あとはそこにどうやって自分の良さをいれながら、代表の戦術に合わせるかが、今後の課題かなと思います。定着できるように、もっとアピールをしなくちゃなと。

――あまりアピールができた感触は残っていない?
新井 そうですね。結構、守備をする時間帯が長くなりましたし、攻撃的なところでアピールはできなかったですが、守備のところでは4セッションあったなかで、日に日に良くなっていったかなと思います。

――日本代表の中心のチームと戦うことで、いろいろと確認できたこともあったのではありませんか?
新井 最近ちょっと緩んでいた部分がチーム(立川・府中)にもあったので、ここでもう一度、気を引き締めて、学んだこと、強度を(皆本)晃さんと一緒にチームに持ち帰ってリーグ戦につなげられたらなと思います。

――立川・府中もなかなかしんどい状況ですからね。
新井 そうですね。結構、チームの状態も良くないですし、自分の状態も決して良いとは言えない状態なので、良い刺激になったというか。ここから切り替えてリーグ戦で上位に食い込めるように頑張っていきたいと思います。

――代表の活動は次が8月になります。
新井 次は追加ではなく呼ばれたいですね。3回中2回追加なので、追加でなく呼んでもらえるようにアピールして、呼ばれるようにしたいですね。そして次に呼ばれることがあったら、攻撃面でもアピールをして、守備はこの強度を最低限にして、もっともっと上げられるようにしていきたいと思っています。

――Fリーグ選抜から代表に入ったのが、今回は一人だけになりましたね。
新井 そうですね。今回は最年少で、僕の上が(室田)祐希くんなので。

――新井選手たちの年代で平均年齢を落としていかないといけませんね。W杯が終わってからも、フットサル日本代表の活動は続きますからね。
新井 インドアゲームズってあるんですか?

――4年に一度なので、開催されるなら来年の2021年の予定です。
新井 そこにはみんなで出たいですし、そのためにもリーグ戦を頑張ろうと思います。

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