Fリーグ・ディビジョン1の湘南ベルマーレを率いる奥村敬人監督は、業界屈指のバズらせ屋だ。
衝撃的な動画で最初に話題となったのは、昨年9月24日の下記の投稿。奥村監督の奥さんの実家にできたスズメバチの巣の様子を投稿したものだ。
奥さんの実家の窓にスズメバチが巣をつくっていたみたいで……
— 奥村敬人 湘南ベルマーレフットサルクラブ監督 (@SBFC_KEITO) September 24, 2019
地獄絵図ですね🐝
この時期の蜂には気を付けましょう#スズメバチ#恐ろしい#地獄絵図 #危険#アナフィラキシー pic.twitter.com/P5cOIQLzka
現在も固定ツイートされているこの投稿は、2130ものリツイートが付き、4800以上のいいね!が付いている。
そんな奥村監督は、この新型コロナウイルスの被害拡大によるリーグとチーム活動自粛の期間も、自身のSNSを通じて、様々な投稿を行ってきた。通常、Fリーグクラブの監督は、戦術論や指導者としてお堅い投稿が多いが、奥村監督の投稿は自身が料理をする姿だったり、フットサルに関心のある人以外の一般の人からも非常に受け入れやすいものが多い。
その意図について奥村監督は「フットサルについては日本最高峰の指導者の木暮が素晴らしい活動をしてくれているので、僕はフットボール以外の方に興味をもって頂けるような活動をしています。少しでも多くの方にフットサルと言う言葉だけでも知って頂けたら」と、その意図を彼の投稿のなかで説明している。
そんな奥村監督が、ある投稿をしたことで再びSNSで話題となった。
自粛期間が長引き、ピッチが恋しくなったのか。湘南の下部組織『S.B.F.C.ロンドリーナ』のウェアに身を包んだ奥村監督は、自宅で作戦ボードを持ち、公式戦のタイムアウト中さながら、自身の飼い猫であるペペに対して、本気で指示を出しているのだ。
奥村監督によると、この場面は湘ニャンベルマーレフットサルクラブの試合中。試合時間残り5秒、同点で最後に勝って試合を終われるかどうかの場面だという。ここで取ったタイムアウト後のプレーで試合の行方が決まる場面だが、湘ニャンの中心選手であるはずの愛猫であるペペは、その指示に対して……。
湘ニャンベルマーレフットサルクラブ
— 奥村敬人 湘南ベルマーレフットサルクラブ監督 (@SBFC_KEITO) May 16, 2020
試合時間残り5秒、同点で緊迫した場面でのタイムアウト#湘ニャンベルマーレ#猫動画#フットサル#猫好き#ぺぺ#staycathome pic.twitter.com/zuR3tCEYRB
18日10時現在、この奥村監督の投稿は、1万9000回以上も再生され、137のリツイートと632の「いいね」を獲得している。昨季までFリーグ・ディビジョン1のペスカドーラ町田に在籍していたFP横江怜も「実際、こんな選手いなくもないような笑」と、ペペの反応を面白がった。
なお、この後のセットプレーが成功したかどうかは気になるところだが、奥村監督は18日に以下の投稿を行った。
反響ツイートの立役者ぺぺ🐈
— 奥村敬人 湘南ベルマーレフットサルクラブ監督 (@SBFC_KEITO) May 18, 2020
その後の展開は、ぺぺのこの顔を見て想像してみて下さい🤭#湘ニャンベルマーレ#ぺぺ#猫のいる暮らし #EnjoyHome #staycathome#ニャンコフットサル倶楽部#bellmare_F pic.twitter.com/P8OBOAJC7w
あなたは、この表情をどう読み解くか。 まだ、しばらくは続きそうな自粛期間中、奥村監督の今後のツイートにも注目だ。
なお、フットサル監督とは思えない、猫だらけのインスタグラムにもこの動画は投稿されており、そちらでも大きな話題を集めている。