【親善試合】序盤に2失点の日本は皆本晃、吉川智貴のゴールで同点に追いつくもパワープレー返しで敗れる

【親善試合】序盤に2失点の日本は皆本晃、吉川智貴のゴールで同点に追いつくもパワープレー返しで敗れる

2.19 親善試合 日本 2-3 パラグアイ きたえーる3,235名]

 フットサル日本代表は19日、北海道の北海きたえーるでフットサルパラグアイ代表と国際親善試合を行った。当初、AFCフットサル選手権トルクメニスタン2020の壮行試合に位置付けられていた一戦で、日本は2-3で敗れている。

 パラグアイと2004年の世界選手権(現フットサルW杯)以来の対戦(●4-5)となった日本の先発はGK関口優志、FP吉川智貴、FP星翔太、FP加藤未渚実、FP八木聖人となった。なおFP西谷良介はベンチ登録されたものの、負傷のためジャージでベンチに座っている。

 前半1分、星翔太が足を滑らせる。FPエンマヌエル・アジャラにゴールを決められる。その後、徐々に日本はプレスが機能し、良い形でボールを奪ってフィニッシュにつなげる場面が見られたが、ゴールは決められない。 

 そんななか日本は前半3分にも失点を喫してしまう。左サイドからゴール前に入れられたボールがDFに当たってコースが変わり、GK関口の逆を突く形でゴールに決まり、日本は2点を追う形になる。

 前半13分には星翔太のドリブルからチャンスをつくりだすが、ゴール前で堅守のパラグアイ。そこからカウンターでボールを運ばれるが、相手のシュートは皆本晃がブロックする。

 ここから日本が押し込みだす。13分には加藤のシュートがGKに防がれ、14分には星野シュートが枠を越えていった。14分には逸見がパスカットからシュート。前半15分にはやや崩される場面が増えてきていたパラグアイがタイムアウトを取って修正にかかる。

 それでも日本は前半の終了間際、星翔太からパスを受けたFP皆本晃がGKとの11のチャンスをものにして、1点差に迫る。その直後にも星翔太が惜しいシュートを放った日本だが、前半はこのまま1-2とビハインドで折り返した。

 後半、日本はGKを篠田龍馬に変更する。両チームとも手堅く、なかなかチャンスをつくれないまま、時間は推移していく。後半10分には縦パスを通され、危ない場面を迎えたがGK篠田がゴールを守り抜いた。

 迎えた後半13分、日本は左サイドでFKを得ると、FP加藤未渚がゴールを狙う。シュートは相手にブロックされたが、こぼれ球を吉川がインサイドでシュート。ゴールの隅を突いたシュートが決まり、日本が22と同点に追いついた。

 試合を振り出しに戻した日本は、ここまで試合出場のなかったFP田村友貴がピッチに送りこまれる。後半15分には高い位置でボールを奪った加藤が倒され、FKを獲得。日本はサインプレーからFP逸見勝利ラファエルがゴールを狙ったが、シュートは右に逸れていった。

 後半残り3分、会場の声援が一際大きくなるなか、日本はピンチを迎えたが、FPフランシスコ・マルッチネスのファー詰めのシュートが枠を逸れて失点は免れる。後半19分には日本が決定機をつくる。逸見のパスを受けた星翔太がシュート。こぼれ球がゴール前に詰めていた室田へ渡ったが、とっさに反応した室田の1タッチシュートは枠を捉えなかった。

 ホームで勝利を目指す日本は残り1分半からフライングGKFP皆本晃にしてパワープレーを開始する。16年ぶりにパラグアイとのリベンジマッチに臨んだ日本だが、最後まで勝ち越し点は奪えない。逆に無人のゴールにブザービーターを決められて2-3で敗れ、16年前の借りを返すことはできなかった。

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