【F1】名古屋が大分を粉砕して3連覇達成! 6年前の再現となる7ゴールで勝利し、4冠に王手!

【F1】名古屋が大分を粉砕して3連覇達成! 6年前の再現となる7ゴールで勝利し、4冠に王手!

[1.26 F1プレーオフ決勝第2戦 名古屋 7-1 大分 オーシャンA]

 Fリーグ・ディビジョン1は26日、プレーオフ・ファイナルの第2戦を行った。前日2-2の引き分けに終わった名古屋オーシャンズとバサジィ大分が、2019-20シーズンの王座をかけて激闘を繰り広げた。

 第1戦に続き、大分がハーフまで引き、名古屋がボールを保持する時間の長い立ち上がり。前日は20秒で失点した大分も、得点を許さずに堅守を見せる。前半5分には自陣低い位置でFP仁部屋和弘がボールを奪われ、決定機をつくられたがFPペピータのシュートは枠を外れていった。

 その後も互いに手堅い展開が続くが、徐々に大分もロングボールをピヴォに入れて、攻撃の形をつくっていく。FP瀧澤太将が立て続けに2度のチャンスに絡んだが、シュートを決めることはできなかった。

 膠着状態が続くなか、前半12分にはペピータが左から中に切り込み右足でシュート。これは大分の守備が付いていき、ブロックをした。その後もキックインからFP安藤良平のボレーシュート、こぼれ球を押し込もうとするFPラファのシュートと、名古屋は大分のゴールに襲いかかる。そして13分、ラファが左足でシュートを突き刺し、引き分けでも優勝の名古屋が先制点を挙げた。

 名古屋は14分にもFP西谷良介が左サイドからシュートを放つが、GK岩永汰紀がゴールを守る。それでも13分にはFPヴァルチーニョのキックインをゴール前でFP八木聖人がワンタッチで合わせ、ゴールネットを揺らし、名古屋がリードを2点に広げた。16分にも名古屋はヴァルチーニョが直接FKを叩きこみ、3-0と3連覇を大きく引き寄せた。

 前半のうちに1点でも返しておきたい大分だったが、名古屋の守備も堅く、無得点のまま。一方の名古屋は19分、ペピータがキックインからボレーシュートを沈め、4点目を奪った。このまま前半は名古屋が4-0と大分を圧倒して終了した。

 後半が始まると、すぐに大分は白方をフライングGKとして、パワープレーを開始する。ここまでプレーオフ決勝で出場機会のなかったFP山田ラファエル・ユウゴもピッチに立った。

 しかし、後半もゴールを決めたのは名古屋だった。3分、パワープレー返しからヴァルチーニョが追加点を記録。大分も4分に、FP吉田圭吾が相手のパスをカットしてシュートに持ち込んだが、GK関口がゴールを守り抜いた。

 名古屋は攻撃の手を緩めない。後半8分には八木のパスから、ラファが鮮やかな1タッチシュートでゴールネットを揺らし、チーム6点目をマーク。11分には吉川のキックインから、またもヴァルチーニョがゴールを決めてハットトリックを達成した。

 ここで名古屋のフエンテス監督は、GKに篠田龍馬をピッチに送り込んだのをはじめ、ここまで試合に出ていなかった選手たちを送り出した。

 大分はタイムアウトを取り、パワープレーを再開。後半16分にはヴァルチーニョが2枚目のイエローカードを受けて、退場となった。名古屋は吉川、安藤、FP星翔太で守る。しかし17分、大分は数的優位のなかで芝野が1点を返して意地を見せた。

 6年前のプレーオフ第2戦でも大分に7-0で勝利していた名古屋は、再び頂上決戦で大量7ゴールを奪い、力の差を見せつけてクラブ通算12度目のリーグ賞を達成している。

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