【女子F】日本リーグ嬢王は譲らない! 神戸が9点を奪って浦安に大逆転! リーグ3連覇を成し遂げる!!

【女子F】日本リーグ嬢王は譲らない! 神戸が9点を奪って浦安に大逆転! リーグ3連覇を成し遂げる!!

[1.26 女子Fプレーオフ決勝第2戦 浦安 4-9 神戸 オーシャンA]

 女子日本リーグは26日、2019-20シーズンのプレーオフ決勝第2戦をオーシャンアリーナで行った。第1戦は4-3で浦安が勝利しており、神戸が逆転するためには2点差以上での勝利が求められる一戦は、記憶に残る名勝負となる。

 両チーム、前日と同じ顔ぶれが先発で出場。前日は互いにかみ合わせを気にして、選手交代を繰り返したが、この日はそこまでの選手交代は繰り返されなかった。

 序盤は勝利の必要な神戸がプレッシングをかけ、試合の主導権を握る。前半2分には16歳のFP中島菜月が先制点をマークし、神戸がリードする。しかし浦安もすぐに反撃に転じ、4分にカウンターに出た神戸からボールを奪い返したFP伊藤佳穂がゴールを決めて同点に追いついた。浦安は7分にも右サイドからFP宮原ゆかりが中に入れたボールをFP中井仁美が合わせてシュートしたが、逆転ゴールは決められない。

 逆に神戸は10分、フリーキックのチャンスを得ると、FP小村美聡が直接ゴールを決めて再びリードを奪う。ここから浦安がボールを保持する時間になるが、神戸は懸命な守備を見せて浦安にチャンスをつくらせない。苦しい時間帯を耐えた神戸は17分、カウンターからFP平井佑果がゴールを決め、ついに2試合の合計スコアでも逆転した。

 その後、浦安も反撃に転じるが前半は3-1と3連覇を目指す神戸がリードして折り返す。

 後半開始早々、これまでセカンドセットで起用されていたメンバーがピッチに立った浦安は、FP平井成美が2試合連続となるゴールを決めて、1点差に詰め寄った。

 しかし後半4分、神戸は左サイドで平井が相手に引っ掛かりながらも力強い突破を見せる。折り返しを受けたFP加藤正美が中央に戻すと、これを受けたFP門井恵美がシュートを突き刺し、神戸が再び2点差をつけた。

 後半7分には、神戸GKメルニチェンコ・ミレリカリアネが相手との接触で負傷。神戸では若林が本職のGKさながらのプレーを見せられるとはいえ、ベンチには控えGKがいないこともあり、メルニチェンコは右手をテーピングで固めてプレーを続行することとなった。神戸は若林へのピヴォ当てから落としたボールを平井がシュートするなど、チャンスを作り出す。そして8分、門井がミドルシュートを決めて、リードを3点に広げた。

 今度は浦安が、勝つためにあと2点が必要な状況になったが、神戸の勢いが上回り、なかなか攻撃を仕掛けられない。後半12分から浦安は中井をフライングGKにしてパワープレーを開始。13分には左サイドから宮原がゴールを決め、3-5と2点差に詰め寄った。

 それでも神戸は13分、キックインから加藤がゴールを決めて、再びリードを3点差に広げた。浦安も攻め続け、パワープレーからゴール前にこぼれたボールを平井が押し込み、再び2点差とした。

 後半19分、浦安のボール回しに耐える神戸は、加藤がパワープレー返しを決めてリードを3点差に戻す。神戸は浦安のタイムアウト直後にも平井がパワープレー返しを決め、8-4とした。さらに若林もゴールを決めて、神戸は優勝を決定づける。

 浦安の反撃をしのいだ神戸が9-4で勝利、女子日本リーグ3連覇を達成した。

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