【F1】大分初優勝へのポイントは堅守継続、FP白方秀和「何としてでも勝って優勝をつかみたい」

【F1】大分初優勝へのポイントは堅守継続、FP白方秀和「何としてでも勝って優勝をつかみたい」

 大分にFリーグのタイトルを持ち帰る。並々ならぬ気持ちで臨んだ一戦が、あわや一瞬で崩れるところだった。

 開始20秒、FPペピータにドリブルからシュートを決められたが、この時、ペピータに対応していたのがFP白方秀和だった。この場面、白方自身は『打たれた』ではなく、『打たせた』という感覚をもって守れていたという。しかし、ペピータのシュートは白方の足をかすめてコースが変わったこともあり、GK岩永汰紀の逆を突く形でゴールに決まった。

「『打ってくれて良かった』と打たれた瞬間に思って振り向いたら、コースが変わって入ってしまっていました。そういうところも修正して、もう少しいかないといけないと思います。かといって、行き過ぎるとやられるのは目に見えているので、もう少し左利きだったので、もう半歩左に立つとか、そういう修正が必要だなと感じています」

 こうした微修正がどれだけできるか。それが第2戦での勝敗に直結してきそうだ。

 開始早々に失点した大分だったが、その後は大きく崩れなかった。追いついてから、再びリードを奪われたが、最終的には同点に追いついている。

 大分の堅い守り、そしてボールを奪ってからの人数をかけての速攻は、名古屋にとっても十分、脅威になることを証明した。

「チームとして最後まで我慢できているのは大きいと思いますし、スライディングで万が一かわされても、次の選手がいける位置にいるのは、強みだと思います。そこは明日も継続してやれれば、相手も『なかなか簡単に点は取れないな』という印象が、今日の試合でついたと思うので、継続してやりたいですね」

 まずは守備からを強調する白方は「もう何も考えずに勝利だけを目指せますし、焦るのは今までずっと優勝してきている名古屋だと思うので。個人的にはファイナルで負けていないですし。試合には出たり出なかったりですが…(笑)。また明日、頑張りたいと思います」と、今シーズンのリーグ戦で最後となる40分間を見据えた。

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