スペイン1部リーグのパルロ・フェロールがペスカドーラ町田に所属するフットサル日本代表FP森岡薫の加入を公式HPで発表した。クラブは「日本代表選手がシーズン後半戦に向けたチームの強化のために加入する」としている。
📰📰 ¡¡O Parrulo Ferrol ficha a Kaoru Morioka (@kaoru7947)!!
— O Parrulo Ferrol FS (@oparrulofs) January 5, 2020
El internacional japonés recala en las filas ferrolanas para reforzar al equipo en esta segunda vuelta!! Bienvenido a la familia parrula!! 😀 https://t.co/1qZHQ0JHVB pic.twitter.com/w4uQ6FHFcG
ここまでのキャリアでFリーグ通算297得点を挙げ、300ゴールに迫っていた森岡だが、記録達成を待たずに世界最高峰のリーグに挑戦することとなった。
リトアニアW杯予選を兼ねたAFCフットサル選手権トルクメニスタン2020を目前にして、今回の移籍が決まった背景には、森岡が12月15日に行われたシュライカー大阪戦(●2-4)後、所属するペスカドーラ町田において『重大な規律違反』を犯したとして謹慎状態となり、チーム練習への参加も認められていなかった背景がある。
その後、水面下で移籍先を模索。インドネシアのクラブやタイのクラブも獲得に動いたが、最終的にフットサル日本代表のブルーノ・ガルシア監督の出身地でもあるスペインのガルシア州のクラブであり、1部リーグで10位につけているパルロ・フェロールが獲得レースを制すこととなった。
パルロ・フェロールは森岡が名古屋オーシャンズでFリーグ8連覇を達成し、リーグ戦通算233試合に出場し229得点を挙げたこと、5度のオーシャンカップ優勝、4度の全日本選手権優勝、AFCフットサルクラブ選手権を優勝した実績などを紹介している。
クラブは近日中にも森岡が合流するとし、公式会見を行うという。40歳という年齢で、スペイン1部リーグに飛び込むことになった森岡が、キャリアの最終盤でどのような活躍を見せるだろうか。