【親善試合】スペインに1-9と大敗を喫した日本、ブルーノ監督「こういう世界があることを、代表チームだけではなく、日本全体で理解していくこと」

【親善試合】スペインに1-9と大敗を喫した日本、ブルーノ監督「こういう世界があることを、代表チームだけではなく、日本全体で理解していくこと」

[12.3 国際親善試合 日本 1-9 スペイン マドリード]

 12月3日に行われたスペイン代表との試合結果は、衝撃的なものとなった。初戦で0-3と善戦していたことも、8点差を付けられた2戦目の敗戦の衝撃度を増幅させただろう。

 試合の感想を尋ねると、ブルーノ・ガルシア監督は「点差が開いたことで、スペインのクオリティが高く、非常に効果的なプレーができることが見えました。それだけではなく、小さなミスを逃してくれない現実、抜け目なさを兼ね備えていたのではないでしょうか」と、答えた。

 今回の連戦では、日常的に欧州で戦っているFP逸見勝利ラファエル、FP清水和也が負傷で不在、さらにかつてスペインでプレーしていたFP吉川智貴も不在となった。「今回の遠征メンバーでは中軸」とブルーノ監督が言う3選手の不在が、この結果にも反映されたはずだが、世界のトップオブトップと戦った経験は、これまで代表招集歴の少なかった選手たちにも大きなものとなったはずだ。

 ブルーノ監督は「頻繁に代表活動を一緒にやっていない選手たちは、必ずしも年齢的に若いわけではありません。それでも経験年数の浅い選手たちが、非常に貴重な学びを得る機会になったと思います。ここではまやかしが効きません。ちょっとミスをしても許される。ほかのメリットでカバーできる。そういうロジックが通用しない、透明な環境でした。できないものはできない。ミスしたらやられる。そういうシンプルな構図だったと思いますし、その意味では非常に貴重な機会になったと思います」と、2試合を総括した。

 そして、「いつも話していますが、(日本代表で)時間を過ごし、経験を得て、刺激を受けて、レベルが上がって各クラブに戻った時、そのパフォーマンスを維持できるか。現象としては、その状態と同じです。今回学んだレッスンを脳裏に焼き付け、それを念頭に置きながら、さらにそれを日常のクラブの活動で改善していくという強いマインドを持って取り組む必要があるでしょう」と、今回のスペイン遠征を経験した選手たちへの期待を口にした。

 それでも、国内では力を誇示できる彼らが、その意識を持ち続けて取り組むのは簡単なことではない。日本が追いつくためには、まずは日本中がこのスペインを知ることが必要だと、スペイン人監督は強調する。

「(追いつくためには)こういう体験の数を増やすこと。それをやっていくしかありません。海外でこういうものを体験しないと、できないのかなと思います。『こういうものがあるんだ』ということを代表チームだけではなく、日本全体で理解していくことが必要です」

 試合後のSNSでは、多くの人たちがスペインの強さに驚いていた。今回のスペイン戦の衝撃は、出場した選手たちはもちろん、日本でフットサルに関わっている人にも多少は伝わったはずだ。

 W杯まで1年を切り、痛感させられた世界トップとの差。その差を埋めることを念頭に置きながら、まずは自信を取り戻し、W杯予選を兼ねたAFCフットサル選手権トルクメニスタン2020で世界への挑戦権を得なければならない。

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