【F2】横浜の元日本代表FP稲葉洸太郎が2019-20シーズン限りで現役を引退「本当に濃密で幸せな時間を過ごさせていただきました」

【F2】横浜の元日本代表FP稲葉洸太郎が2019-20シーズン限りで現役を引退「本当に濃密で幸せな時間を過ごさせていただきました」

 Y.S.C.C.横浜は6日、同クラブに所属する元日本代表FP稲葉洸太郎が2019-20シーズン限りげ現役を引退することを発表した。

 12月21日(土)に開催されるトルエーラ柏戦後には、引退セレモニーを実施する。

 稲葉は暁星高卒業後にフットサルをはじめ、現すみだの須賀雄大監督らと民間大会に出場。並行して2003年からは渋谷ユナイテッドでフットサルの公式戦でもプレーするようになる。04年2月にはフットサル日本代表にも選出され、同年4月にファイルフォックスへ移籍。05年には関東リーグ、全日本選手権、地域チャンピオンズリーグの三冠を達成している。Fリーグが創設された07年からはバルドラール浦安へ加入。その後、フウガドールすみだを経て、18年4月からはY.S.C.C.横浜でプレーした。

 日本代表としても長らく活躍を続け、2度のFIFAワールドカップに出場。2012年のタイW杯でブラジル代表から挙げたゴールは、大会トップ10ゴールにノミネートされている。

 クラブを通じて稲葉は、以下のコメントを発表している。

「今シーズンで現役を引退することに決めました。選手生活約16年間、本当に濃密で幸せな時間を過ごさせていただきました。

 まだまだ動けるという自信も自分の中にはありますが、ここで選手としての活動は終了にし、次のステージに向おうと思います。

 幼稚園でボールを蹴り始めてから32年間。

 ここまで自分のフットボール人生は、家族・仲間・先生・監督・スタッフ・スポンサー・サポーターなど沢山の方々に支えられてここまでプレーすることが出来ました。

 本当に人に恵まれていると実感しており、感謝しかありません。

 チームでも代表でも沢山の貴重な経験や思い出が沢山あり、それは自分の人生の宝物です。

 引退を決意した理由は、色々ありますが、一番はフットサルを社会的にもっと上のステージに上げていくために、プレーヤーとしてではなく、他の立場から盛り上げていきたいと思うようになってきたからです。

 フットサル界はより大きなものになるポテンシャルがあると思っています。

 そのために、自分にしか出来ないことはあるはずで、フットサル、フットボール、そしてスポーツの魅力をもっと世の中に発信していき、その価値を高め、フットサルの発展につながるような仕事をしていきたいと考えております。

 今の若手が大きくなったときに、より良い、やりがいのある環境になっていることを目標に引退します。

 自分がフットサルに就職してから約15年間、沢山の方々に応援していただき、本当にありがとうございました!

 こんな自分を受け入れて下さった全ての皆様へ恩返し出来るよう引退後もゆっくりせずに必死に生きていきます!!

 まずは今シーズンの残りのシーズンをYSCCをF1にあげ、F2で優勝できるように、そして全日本選手権で良い結果が出せるように、まだあと数試合最高な仲間達と全力で戦いますので是非とも会場で一緒に戦いましょう!

 12/21はラストのホームゲームがあります。

 近場で見れるのはラストかもなので是非会場に会いに来ていただけたら幸いです!」

 なお、クラブは稲葉の引退に際し、メッセージや写真を募集。

 Twitter/Instagram/Facebook投稿時にハッシュタグ『#こうたろう引退』を付けて投稿してほしいと呼びかけている。

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