[12.3 国際親善試合 日本 1-9 スペイン マドリード]
フットサル日本代表は3日、スペインのマドリードでフットサルスペイン代表と国際親善試合の第2戦を行った。初戦を0-3で落としていた日本にとっては、勝利したい一戦。日本はGK関口優志、FP安藤良平、FP平田ネトアントニオマサノリ、FP加藤未渚実、FP西谷良介と初戦と同じ先発メンバーで試合に臨んだ。
前日の試合で日本に対して警戒心を抱いていたスペインが、立ち上がりから日本に食ってかかる。攻め込まれた日本は前半3分、左サイドから崩され、FPソラーノに先制点を決められる。日本も4分にはパスカットしたFP皆本晃が右のFP八木聖人に展開。折り返しにFP室田祐希が詰めたが、合わせられなかった。同点に追いつきたい日本だったが、前半5分にはFPホセ・ルイスにシュートを決められて、2点を追う展開となる。ここでブルーノ・ガルシア監督はタイムアウトを取った。
しかし、日本は流れを変えることができない。7分には早くもソラーノにこの試合2点目のゴールを決められると、8分にもソラーノに反転シュートを決められて0-4と大きくリードされてしまった。
その後も日本はピヴォにボールが刺さらず、なかなか攻め込むことができない。スペインが終始、日本を圧倒して前半を終えた。
ハーフタイムを挟んでも、試合の流れは変わらない。後半3分にはこぼれ球を拾ったFPロサーノがGKピレス・イゴールの守るゴールを破り、5点目を決める。
日本も6分、FP安藤良平からのパスを受けたFP内村俊太が右サイドを突破してシュートを決めて1点を返した。しかしスペインも後半10分にキックインからソラーノがゴールを決めて、再びリードを5点に戻した。
後半16分にもスペインは安藤を背負ったソラーノが反転シュートを決めて、7点目を挙げる。この直後に日本はタイムアウトを取る。残り3分からは皆本をフライングGKにしたパワープレーを開始した。しかし、18分にはFPアイカルドのパスからFPラウール・ゴメスにシュートを決められて、8失点目を喫する。さらに残り1分を切ってからもゴールを決められた日本は、1-9で大敗した。