【選手権】FC NAKAIは4強前に敗退! FP高瀬剛の2ゴールで府中サテライトが快勝

  • 2019/11/30 更新

【選手権】FC NAKAIは4強前に敗退! FP高瀬剛の2ゴールで府中サテライトが快勝

[11.30 選手権都大会決勝大会2回戦 府中サテライト 2-1 FC NAKAI]

 第25回全日本フットサル選手権東京都大会は30日、駒沢屋内競技場で大会2日目の2回戦を行った。第1試合では府中アスレティックFCサテライトとFC NAKAIが対戦。Fリーグ入りを目指す若手のチームと最近までFリーグで戦っていた選手の激突という点でも、興味深い一戦だった。

 立ち上がり、FC NAKAIは1回戦のNeo戦(〇1-0)ではなかなか機能していなかった守備がうまくいき、FC NAKAIが主導権を握る。開始1分にはFP古寺航がゴール前でチャンスを迎えるが、シュートは大きく枠を外れる。同4分には右サイドから仕掛けたFP伊藤広樹のシュートがGK茂呂翔哉に阻まれた。

 府中サテライトもFC NAKAIの攻撃には対応できるものの、思うようにボールをつなぐことができない。それでも7分にはCKからFP安西真輝がシュートを放ったが、GK菊池駿が反応して得点を許さなかった。

 少しずつ相手のプレスに慣れてきた府中サテライトは、1対1の局面で勝つ場面が増えてくる。10分にはFP青大祐がCKからボレーシュートでゴールを狙ったが、右に外れていった。10分には伊藤が左サイドから仕掛けてシュートを放つ。直後にも流れのなかからFP中井健介が左足でシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

 12分から13分にかけ、FC NAKAIが攻め込むものの得点を挙げられない。府中もFP高瀬剛がミドルシュートでFC NAKAIゴールを襲ったが、GKに防がれる。少しずつ定位置攻撃が形になりはじめた府中は15分にもFP吉岡璃欧がゴールを狙ったが、ここもGK菊池に止められた。16分には伊藤のパスをカットした青が仕掛けるが、シュートは石関にブロックされる。続くキックインからもサインプレーでチャンスをつくったが、青のシュート性のボールに元U-20日本代表FP岡部直樹が合わせきれずに得点は決まらない。

 一進一退の攻防が続くなか、18分にはFC NAKAIがCKから中井がボレーを枠に飛ばすが、GK茂呂に阻まれた。19分にはFC NAKAIが高い位置でボールを奪い、ショートカウンターからチャンスをつくるが、中井のシュートはGK茂呂に防がれる。

 前半残り9秒でCKを得た府中はタイムアウトを取る。しかし、得点を決められないまま前半は終了した。

 後半の立ち上がりもFC NAKAIが押し込む展開となる。だが、先制したのは府中サテライトだった。後半4分にCKを得ると、高瀬が左足でシュート。これがゴール右に決まり、府中サテライトが1点を先制した。

 1点を追う展開となったFC NAKAIはここから猛攻を仕掛ける。しかし、8分の古寺のロングシュートがGK茂呂に阻まれるなど、チャンスを生かせない。12分には府中も石関のパスをカットした高瀬がゴールを狙ったが、枠を捉え切れなかった。

 ハーフまで引いた府中サテライトに対し、石関をピヴォに置いたFC NAKAIが押し込む展開となるが守備を崩せない。それでも残り6分11秒で石関が5つ目のファウルを誘発し、府中サテライトはこれ以降のファウルで第2PKを与えることとなってしまった。

 直後の14分、FC NAKAIは右サイドから石関がシュートを放つと、これがゴールに決まり1-1の同点に追いついた。

 後半15分には中井がファウルを犯し、イエローカードが提示される。その1分後、右サイドでキックインを得た府中サテライトは高瀬がシュートを放つ。これが決まり、府中サテライトが再びリードを奪った。

 その後、FC NAKAIは反撃に出るが、最後まで得点を奪え切れずに試合終了。府中サテライトがベスト4進出を決めている。

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