【女子選手権】2年連続決勝進出のSWHレディース 上久保仁貴監督「浦安とはずっと『戦いたいね』と話していた」

【女子選手権】2年連続決勝進出のSWHレディース 上久保仁貴監督「浦安とはずっと『戦いたいね』と話していた」

11.4 16回女子選手権準決勝 神戸 2-2PK2-3SWHL いしかわ総合]

 第16回全日本フットサル選手権は4日に準決勝を行った。SWHレディースは、アルコイリス神戸との兵庫ダービーに臨み、15分ハーフの試合を終えて2-2で引き分けた。その後のPK戦では3人全員が決め、最後の神戸FP小村美聡のシュートをGK山本彩加が防ぎ、2大会連続の決勝進出を果たしている。

 全国リーグに不参加ながら、今季は全国リーグに参戦しているクラブから現役日本代表のFP江川涼、FP江口未珂が加入。もともと地力のあったクラブは、国内有数の選手がそろうこととなり、今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられていた。

 前評判に違わぬ強さを見せ、決勝進出を果たした上久保仁貴監督は、4年ぶりのタイトル獲得に自信を見せている。

以下、試合後の上久保仁貴監督のコメント

――準決勝はシーソーゲームになりましたね。
上久保 そうですね。しんどかったですね。もちろんラクには勝てないという予測は立てていましたが、純粋にしんどかったです。

――互いに手の内を知り尽くす相手でしたが、特に意識していたことはありますか?
上久保 いいえ、特にありません。ただ圧力は日本トップクラスだと思うので、そこに対して後ろ向きにならず、積み重ねてきたことをやろうといっていました。今回、スカウティングの映像も出しませんでした。もう今シーズン4度目の対戦ですから、選手たちのほうがやっていてわかっているでしょうし、とにかく自分たちに自信をもってやることしか伝えていません。

――今回の試合で逆転をされる経験をしました。
上久保 逆転をされても、インプレー中にやれている感覚を持てていたと思います。それを本当に我慢強く、どれだけボールを奪われても、ハーフタイムでも「絶対にやりきれている」「上回っている」という話をしました。それをしつこく実行してくれたと思います。逆転されたFKもすごかったので、逆にあれで吹っ切れたところもあったと思います。あそこに蹴られたら、仕方がないよねという感じになりましたから。でも、そこまでのプロセスでちょっと修正はしないといけないよという話はしましたが、逆に良いシュート過ぎたので、あれは小村(美聡選手)を褒めるしかないですね。

――PK戦に関しては、3人とも決めました。
上久保 素晴らしいですよね。

――豪華なメンバーが蹴りましたね。
上久保 そうですね(笑)。アルコも含めて、全員が代表みたいな感じだったので、見ている人は面白かったでしょうね。

――次の決勝は浦安との試合です。
上久保 いま、非常に調子がいいですよね。5月の民間大会で対戦して、3-0で勝ちました。ただ、そのあとに田中千尋選手が加入し、すごくうまくヨネさん(米川正夫監督)がオーガナイズしている感じはありますが、なんとか攻略したいです。

――米川監督、勝てばキャリア初のタイトルになります。
上久保 本当ですか!? それは阻止しないといけないです(笑)。でも、浦安とはずっと戦いたいねという話をしていたんです。やれるとすれば、ここか、地域チャンピオンズリーグになってくるので、それがこの決勝という最高の舞台になったので。本当に良いフットサルをするチームと戦えるのは嬉しいですね。

――決勝戦、良いゲームにしてください。
上久保 本当に良いゲームにしたいですね。フットサルの面白さ、ち密な部分をお互いに出せたらいいなと思います。

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