【東地区予選】吉川、加藤、室田がハット! 歴史的大勝でマカオに勝利の日本 ブルーノ監督「集中力を持続し、最後までゲームプランを全うできた」

【東地区予選】吉川、加藤、室田がハット! 歴史的大勝でマカオに勝利の日本 ブルーノ監督「集中力を持続し、最後までゲームプランを全うできた」

[10.24 AFC選手権予選 日本 172 マカオ オルドス]

 AFCフットサル選手権トルクメニスタン2020東地区予選は22日に開幕し、フットサル日本代表は172でマカオ代表に快勝した。FP吉川智貴、FP加藤未渚実、FP室田祐希の3選手がハットトリックを達成する活躍で勝利した日本代表のブルーノ・ガルシア監督は、試合後の記者会見で、「最初の目標である勝ち点3を取ることができたことは」と、アジア選手権、FIFAフットサルW杯リトアニア2020に続く、第一戦の勝利を喜んだ。

 以下、試合後のブルーノ・ガルシア監督のコメント

――試合を振り返ってください。

ブルーノ こんばんは。この結果をとても嬉しく思います。キックオフから40分まで、良い試合をすることができました。最後まで集中を保ち、とても高い集中力を保てました。高いインテンシティと集中力を保ち、試合を終わらせることができました。今日の日本代表は非常に良かったと思いますし、マッチプランに従い、非常に良いプレーをしてくれました。私たちの最初の目標は勝ち点3を取ることでした。それができたことを嬉しく思います。

――普段通りの試合ができたのでしょうか?
ブルーノ はい。日本の試合を追いかければ、こうした試合を見ることができるでしょう。ただし、試合毎に相手、マッチプランは変わります。多少の違いはありますが、日本の良いパフォーマンスが今日の試合では見えたと思いました。

以下、囲み取材でのコメント

――試合を振り返ってください。
ブルーノ 40分間、自分たちの見せたいフットサル、アイデンティティを示すことができました。集中力を持続して、最後までゲームプランを全うすることを、体現できたゲームでした。その部分は非常にチームを誇らしく思います。

――3選手がハットトリックしましたが?
ブルーノ まだ試合が終わったばかりで、スタッツを見ないとわからないこともありますが、明らかにたくさんの選手が点を取りました。もともと私たちの取り組んでいたスタイルを象徴することだと思いますし、一人、二人の選手に頼らないゲームができたと思います。シチュエーションもCKFK、キックイン、カウンター、セットオフェンスといろいろなシチュエーションから得点が生まれていることも、自分たちの目指しているところなので非常に良かったと思います。

――失点は2つともセットプレーでしたが、そこは改善点と考えていますか?
ブルーノ 失点については、ペナルティエリア内でのファウルでPKと、エリアに近いところでFKを与えてしまいました。そこだけを見ると改善点に見えるかもしれません。実際は、その2つはレフェリーのジャッジに依存しているところもあります。それ以外のバランスを見ると、全体的に私たちのやりたい守備が体現できたゲームでした。もちろんゼロ封が理想ではありますし、ジャッジに何かを言いたいわけではありません。相手も対抗してきますから、そういうことが当然起こることは念頭に入れつつ、全般的には守備はきちんと評価できていたと思います。

――日本でのトレーニングを終えて、こちらではどのような取り組みをしていましたか?
ブルーノ 最初に「こういう計画で行きます」としていた予定通りになっています。最初に総ざらいのような確認の東京でのフェイズを終え、こちらに来てから練習試合形式の紅白戦をやりました。そのなかで、積み残したこと、あらゆる局面での洗練するべきところを拾い上げて、具体的にはセットプレー、パワープレー、トランジションは磨き上げないといけませんでした。ここで対戦するマカオと韓国はゲームプランが異なる相手になります。その相手に対応するために、プレーモデルの相対のなかから自分たちのやり方から相手に合わせて、どの部分を強調していくかという考え方で、ゲームプランをつくるなかで、その部分は大事になります。それを磨き上げていくことをやりました。

――中1日で迎える韓国戦に向けては?
ブルーノ 今日のゲームとはまったく違う、本当に激しい難しいゲームになると覚悟しています。私の知っているところでも、資料を読んでいるなかでも、日本と韓国の日韓戦は特にスポーツで激しいライバル関係にあります。ただ、当初から言っている目標であるAFCフットサル選手権の本戦の切符を確実に手にすることは、明らかにありますので、そこをいかにしてやるかは、頭にセットされている状態です。

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