【日本代表】「もう一つ上のレベルに行くために」FP吉川智貴が考える東地区予選のテーマ

【日本代表】「もう一つ上のレベルに行くために」FP吉川智貴が考える東地区予選のテーマ

 フットサル日本代表は22日、24日と、AFCフットサル選手権トルクメニスタン20202東地区予選を戦う。22日の相手はマカオ代表、そして24日には韓国代表との日韓戦が行われる。

 スペイン1部リーグのショタで主力選手として戦い、「史上最もハイレベルな日本人選手」と本場での評価を確固たるものにした吉川だが、ブルーノ・ジャパンのキャプテンを務めるこの男も、まだフットサル・ワールドカップ(W杯)の舞台には立っていない。年齢的にも30歳。4年に一度の檜舞台に出られるとしても、多くてあと2回だろう。

 ようやく始まるW杯を目指す戦いに向けて、吉川は「楽しみですね」と言う。

「あの時(前回W杯予選で敗退した時)から、自分としては『ようやく』という感じなので。2年前にもAFCフットサル選手権チャイニーズタイペイ2018がありましたが、やはりここなので。W杯が懸かったこの大会なので。これは本当に、本当に『死ぬ気で』って言葉で言うのは簡単なのですが、それくらいの気持ちがあるので、ピッチでちゃんと示したいなと思います」

 東地区予選で対戦するマカオ代表、韓国代表は、これまでの実績から考えれば格下の相手。だが、吉川は「そういうふうに見るのはいけない。自分たちの戦いができるかです」と、あくまで自分たち次第であることを強調した。

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 それでも両国との力の差、この2試合で日本がボールを保持する側になるのは間違いないだろう。ブルーノ・ジャパンの強みについて「ディフェンス」を挙げた吉川だが、その強みである守備からリズムをつくるのが難しくなる。

 国内で行われたタイとの国際親善試合で、日本はボールを握っても、ゴールとして仕留める力が不足している姿を見せたが、その課題に取り組むチャンスだと吉川は捉えている。

「自分たちがもう一つ上のレベルに行くために、その2試合をうまく戦いたいなと思います。東地区予選を突破することもありますが、チーム力を高めることも必要です。本当にプレッシャーのかかった試合でチームは強くなると思いますし、それがどんな相手であれ、本当にここからは負けられない戦いなので。そういうところでは、チームの真価が問われます」

 力強く、「2試合で(予選突破を)決めますよ」と宣言したキャプテンを軸に、ブルーノ・ジャパンは集大成となる戦いのスタートを切る。

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