【タイ代表】誇りを傷つけられた日本を警戒するプルピス監督「アグレッシブなチームが、さらに強い姿勢で臨んでくるはず」

【タイ代表】誇りを傷つけられた日本を警戒するプルピス監督「アグレッシブなチームが、さらに強い姿勢で臨んでくるはず」

 タイ代表は25日、武田テバオーシャンアリーナで日本代表と対戦する。24日には、試合前日の公式練習を行い、冒頭の15分間をメディアに公開した。

 23日の試合では、日本代表を相手に2-1で勝利。9年ぶりとなる国際Aマッチでの勝利を収めた。この試合を振り返り、タイのプルピス監督は「今後の数か月間の活動に大きな意味を持ちます。これまでタイは日本に勝利したことがありませんでしたので、大きな自信につながると思います」と、強調する。

 実家がタコを扱う有名なレストランを経営しており、その店の名前が「プルポ」ということからプルピスという愛称で呼ばれているスペイン人監督は、第2戦のテーマに『継続』を挙げた。

「(第2戦では、)初戦と同じような試合をしたいと思います。守備では集中してインテンシティの高い守りをすること。そしてアグレッシブな日本のプレスを回避する。昨日と同じレベルを保って戦いたいと思いますが、おそらく日本は昨日の試合でほこりを傷つけられているでしょう。そのため、もともとアグレッシブなチームが、さらに強い姿勢で臨んでくるはずです。そんな相手に対して、どう戦えるか。昨日の試合で良かった部分はそのままに、修正すべき細かいところを直して臨みたいです」

 これまで日本のスカウティングを何度も行ってきたプルピス監督は、警戒すべきは日本の個人ではなく、組織力だと話す。

「日本代表は個人ではなく、組織的に突出しています。ですから、そこから一人を選ぶのは難しいことです。ベテランで経験値の高い、吉川智貴、森岡薫、ピレス・イゴールといった選手もいますが、日本の最大の武器は組織としての力だと思います。一人に依存せず、組織として戦うことが強みだと思います」

 第1戦で日本に勝利し、今後のリトアニアW杯へ向けた活動へ、大きな自信を手にすることができたタイ。第2戦では、その自信をさらに深めるために、アジア2位の日本に挑む。

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