【親善試合】サードセットが無得点に終わり……FP堀米将太「不完全燃焼で終わってしまった」

【親善試合】サードセットが無得点に終わり……FP堀米将太「不完全燃焼で終わってしまった」

9.23 国際親善試合 日本 1-2 タイ アオーレ長岡]

 フットサル日本代表の選手たちは、今後、AFCフットサル選手権東アジア予選、ワールドカップ予選を兼ねたAFCフットサル選手権を戦うことになる。今回、タイ代表と親善試合を行っている16名は、その座を争う立場にもある。

 ブルーノ・ガルシア監督は7月の合宿から、チームの主軸となるメンバーを明らかにして、代表経験の豊富なメンバー対代表経験の浅いメンバーという構図で紅白戦を行ってきた。

 2018年にはアジア王者に輝いた選手たちが、主軸組を構成している。そうした選手たちと、これだけの期間にわたって対戦を続けていけば、自分たちがアジアの強豪とどれだけ戦えるかを試したいと思うのも当然だろう。

 実弟がアルビレックス新潟でプロサッカー選手としてプレーしていることもあり、サードセットに入るFP堀米将太は、新潟で行われるこの試合に、より強い思いをもって臨んでいた。しかし、チームは前半に常連組のセットがセットプレーから2失点を喫し、そのまま敗戦。6人でローテーションを組んだサードセットの選手たちも、なかなかアピールすることは難しかった。

 堀米は「正直なところ不完全燃焼で終わってしまったなという感じがありますね」と天を仰ぐ。

「サードセットは、自分たちの良さであるプレスの早さであったり、まずはディフェンスから入ろうという話をして入りました。失点をしなかったことは良かったと思うのですが、主力組を超える意味ではだれでもいいので点数が欲しかったかなと思います」と、ブルーノ・ガルシア監督のなかにできあがっている序列を崩すパフォーマンスができなかったことを悔やんだ。

 25日のゲームは、自分たちの力を証明する最後のチャンスになる公算が高い。今年2月のタイ遠征でブルーノ監督は、第2戦ではメンバーを絞って戦い、新しい選手たちにアピールする機会を与えなかった。そう考えると、与えられた出場時間でやらなければいけないことは多い。

 そのことを自覚する堀米は、「合宿の疲れはたまっているので、まずはしっかり休みたいです。そして1分でも、1秒でも出られるチャンスがあれば、100%でプレーしたいなと思います」と、代表への生き残りへ闘志を燃やした。

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