[9.23 国際親善試合 日本 1-2 タイ アオーレ長岡]
タイ代表に1-2で敗れた日本代表だが、GKピレス・イゴールのプレーはポジティブな材料の一つだろう。今年2月にはタイ代表との親善試合に出場したが、その後、負傷で長期離脱を強いられていた。
試合後、イゴールは自身の状態について「調子は良いと思います。2月に最後の代表の試合をプレーして、その後、負傷をしましたが、再び代表に選ばれました。とても嬉しいですし、まだ100%ではありませんが、少しずつ状態も上がってきています」と、コメントしている。
日本代表は、海外遠征で経験を積むことはできているが、国内で試合ができる機会は少ない。普及の意味でも国内の試合で勝つことは、重要な意味を持っているが、今回はそれができなかった。
序盤、チームがうまくいかなかった理由について、ベンチから見ていたイゴールは、「久しぶりの日本の国内での試合」だったことを挙げている。
「すごく気持ちが高ぶっていましたし、良いプレーを見せたいと思い過ぎていた。それで緊張をしてしまったのではないでしょうか。ベンチからそれを見ていて、ちょっとトラップミスなどが多く、すごく緊張しているなと思いました」
後半、イゴールは相手を無失点に抑えたが、前半のビハインドを返すことができずに1-2で敗戦した。
25日の第2戦では、絶対に同じことは繰り返せない。
「今日の試合のミスから学ばないといけません。次の試合は勝つしかありません。国内の試合ですし、サポーターのみなさんのために勝ちたいと思います。最後まで頑張らないといけないと思います」と、気持ちを切り替えた。