【親善試合】日本から9年ぶり勝利のタイ代表プルピス監督「イランに匹敵する力のある日本に勝てた」

【親善試合】日本から9年ぶり勝利のタイ代表プルピス監督「イランに匹敵する力のある日本に勝てた」

9.23 国際親善試合 日本 1-2 タイ アオーレ長岡]

 タイ代表は23日、国際親善試合でフットサル日本代表と対戦し、2-1で勝利した。2月にホームで行われた親善試合では日本に対し、1-20-32連敗を喫していたが、敵地に乗り込んだ試合では見事な守備と精度の高いセットプレーを見せて日本の攻撃を封じ、2-1の勝利をつかみ取った。

 来日直後でありながらも、しっかりと日本の攻撃を封じ込んでつかんだ日本からの9年ぶりの勝利を、プルピス監督も喜んだ。

 以下、試合後のプルピス監督のコメント

――今日の試合の感想を聞かせてください。
プルピス 皆さん、こんにちは。この試合にお集まりいただき、ありがとうございます。今日の試合は、両チームともに素晴らしい試合をしたと思います。この勝利はタイにとって非常に重要です。なぜならトレーニングの回数も少なく、移動もあったなかで、日本を相手に勝利を収めることができたからです。特に前半のタイは攻守ともに良かったと思いますし、日本の攻撃を効率的に抑えることができました。後半になるとフィジカルが落ち、日本のプレッシャーも強かったのですが耐えて勝つことができました。

――セットプレーは、かなり取り組んできたのでしょうか?
プルピス 今回の親善試合に向けて、私たちが来日前にできたトレーニングはたった3回でした。今回の試合前のトレーニングでは、それほどセットプレーが練習できたわけではありません。それでも、この選手たちは以前からトレーニングをしていて、セットプレーには重点を置いていました。サイドからドリブルを仕掛けていく私たちにとって、セットプレーの攻撃は重要です。日本はアグレッシブな守備をしてきますが、今日の試合では、それを封じることができました。タイの守備も非常に良かったですし、イランに匹敵するほどの力のある日本に勝つことができたことを、とても評価しています。

――伝統的にタイは守備に問題を抱えるチームですが、今日のタイ代表の守備は素晴らしかったと思います。今後、どこを伸ばしていきたいと考えていますか?
プルピス 守備に関するお褒めの言葉、ありがとうございました。私たちは2月に行われた親善試合で日本に大きなダメージを与えられました。今日の試合では、前半、そして後半の最初の時間帯は、非常に良い形で守備ができたと思います。最後の10分間はフィジカルの疲れがあり、インテンシティも下がりました。そこに日本もプレスをかけてきましたが、今日の守備は非常に良かったと思います。30分間にわたってアグレッシブに、スペースをコントロールできました。こうした戦いができたことは、今後のアジア選手権の予選、そしてW杯に向けて本大会を戦ううえで大事だと思います。

――第2戦に向けて?
プルピス 次の試合でも私たちの武器をうまく利用しながら、日本と戦いたいと思います。ブルーノ監督は非常に素晴らしい戦術家でもあります。2試合目では、いろいろなことを変えてくると思います。タイ代表は、今日の試合に出ていない選手たちに、出場機会を与えたいと思います。

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