【親善試合】チーム内の競争を促すブルーノ監督「2試合目の起用は、1試合目のパフォーマンスを見て決める」

【親善試合】チーム内の競争を促すブルーノ監督「2試合目の起用は、1試合目のパフォーマンスを見て決める」

 フットサル日本代表は23日、タイ代表と親善試合を行う。日本代表監督就任後、2度目となる国内での親善試合を迎えるブルーノ・ガルシア監督は、約1週間の合宿を経て迎える親善試合に向けて「とても良い感触があります」と語った。

 今年に入り、多くの活動時間を得ている日本代表は、2大会ぶりのW杯出場を目指している。チームの軸を強化していくことはもちろんだが、そこに入り込もうとする選手たちの競争の活性化も、代表強化には不可欠だ。今回はFP森洸、FP田村友貴といった選手たちが代表デビューを果たす見込みであり、彼らの成長はそのまま競争の激化にもつながっていく。

 とはいえ今年2月のタイ遠征でも、FP白方秀和、FP田村龍太郎、FP宮崎岳といった選手が招集されてテストされた。それぞれのパフォーマンスは悪くなかったが、第2戦である程度の出場時間を得られたのは、宮崎だけだった。

 そうした意味では、今回もアピールしたい選手たちにとっては、第1戦が重要となる。

 ブルーノ監督は試合前日に「来ている選手、全員に参加してもらうことがベースとしてあります」と話しており、「特に1試合目は、合宿で取り組んできたセットを基本としながら」戦うことを明言した。

 1戦目で選手たちのアピールを見て、2試合目ではより本番を意識したメンバー構成で戦うというのが、ブルーノ監督の描いているシナリオだろう。

 2連戦の戦い方について、「理想や原則的にこうなるのかなというイメージは、ゲームプランの部分ですから、持っています。ただ、チームのなかは競争している側面があります。2試合目は1試合目のパフォーマンスを見てという部分があります。ですから、全員が出ることは大事ですが、その後(2試合目は)、どういう組み合わせにして、誰がどれだけ出場するかは、明日の試合を見たうえで考えます」と、競争を促した。

 ここまで約3年にわたって活動をしてきたブルーノ・ジャパン。いよいよ最も重要な、集大成となる戦いへ向けて加速していく。

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