【親善試合】タイ代表プルピス監督は2月のリベンジより、テストマッチであることを強調

【親善試合】タイ代表プルピス監督は2月のリベンジより、テストマッチであることを強調

 タイ代表は23日、新潟県長岡市のシティホールプラザアオーレ長岡で日本代表と親善試合を行う。この試合を翌日に控え、22日の午前中には約1時間の前日練習を行った。

 公開された冒頭の15分では、通常ウォーミングアップのみで終えるチームが多いが、タイ代表はいきなりセットプレーの確認をし、その後、1タッチゲームを行っていた。

 今年2月にもタイと日本は親善試合を行っている。この2試合では日本が2-13-0で勝利して2連勝を飾った。今回、タイ代表にとっては、そのリベンジマッチになる。だが、プルピス監督は、「この2連戦は、10月に行われるAFCフットサル選手権(アジア選手権)予選のための準備というのが最大の目的」として、借りを返す場所ではないと強調した。

 今年、日本は前述のタイ遠征以降も、代表活動を多く行えた。その一方、タイにとっては今回の試合が2月以来の活動だという。

2月に対戦した時は、タイ代表にはキープレーヤーが数名欠けていました。またオフを終えたばかりで、トレーニングもあまり詰めていない状況でした。ですから、その試合に勝つのが難しいというのは、試合前から分かっていました。しかし、そのなかでも1試合目は非常に拮抗した試合にすることができました。2試合目は、オフ明けということもあり疲労がみられて差がつきました」と、その試合を分析し、「ですから、この2試合の敗戦がモチベーションになることはないと思っています」と、あくまでテストマッチという姿勢を崩さなかった。

 日本にとっても、10月のAFCフットサル東アジア予選に向けた、重要な準備の場であることは間違いない。だが、同時に国内で試合ができるのは、非常に貴重な機会だ。また、ここでタイをもう一度たたくことができれば、AFCフットサル選手権の前に、タイに苦手意識を抱かせることもできるだろう。

 タイ代表の特徴について、プルピス監督は「非常に陽気な、楽しい攻撃を仕掛けていくチームです。フィジカル面では、日本の選手たちほど屈強ではなく、大きくもありません。しかし、スピードやボールコントロールにも長けていますので、明日の試合では楽しい試合をご覧にいただけるのではないでしょうか」と語ったが、日本としては内容はもちろん、結果にもこだわりたい一戦となる。

試合前日コメントの全文とAFCフットサルクラブ選手権期間中に行った独占インタビューは、のちほどFutsal Media Noteに掲載予定。

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